Story34 ページ35
You side
貴『全く…怜央も亮平も口が悪いわよ。ごめんなさいね?』
明「…別に」
…何よ、その態度。
人がせっかく謝ってるのに。自分好みの端正なルックスを持った人がいる時と真逆じゃない。
涼「何だテメェ。Aに対して、その態度は無いんじゃねぇの?」
思いきり鳳城を睨みつける涼介。
その視線はあまりにも鋭く、目だけで殺せそう。
侑「ちょっと。そっちこそ、その言い方は良くないんじゃない?」
目に涙を溜めながら、涼介に盾を突く侑李。
((ギュッ
胸の奥が締め付けられる。
…どれだけ私、皆のこと好きなのよ。
亮「あー、いいよいいよ。こんな奴に関わってるほど俺ら暇じゃないし」
怜「そそ。あ、A!!ちょっと話したい事があるから場所移そっか」
貴『えぇ、いいわよ』
亮「彼氏くんも、おいでよ」
亮平は、涼介に手招きをする。
涼「は、はぁ!?か、彼氏じゃねぇし!!」
酷く動揺する涼介。
…そこまで否定されると傷つくわ。
貴『酷くない?私は別に間違えられてもいいんだけど?』
((スルッ
涼介の腕に絡みつく。
その時の鳳城の顔が、何とも言えないくらい傑作。
涼「…勘違いするから、そういう事やめろよ((ボソッ」
涼介がこんな事を呟いていたなんて、私は知る由もなかった。
Kei side
はーぁ…何で俺らがこんな奴の傍にいなきゃいけないんだろ。
まぁ、それがAの望んでる事だし…
何よりAの喜ぶ顔が見れていいんだけどさ。
でもやっぱ、どこか心細さを覚えていた。
それは、Aが山田の腕に絡みついた時に爆発した。
…Aは山田が好きなのか?
まぁ、そりゃそうだよな。
山田はカッコいいし、優しいし、誰よりもAが好きなはず。
あんな奴、惚れない訳が無い。
それに引き換え、俺はそんなカッコ良くないし、優しくもない。
俺も山田に負けないくらい、Aが好きなのに…
俺じゃ勝ち目ないのかな…
この恋は諦めようかな…
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
そんな事ないよ!!!!!
伊野ちゃんカッコいいし、優しいよ!!!!!
私が保証する!!!!!((黙れ
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マナ - 質問よろしいでしょうか? (2021年5月31日 17時) (レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
萌萌 - いつもありがとうございます。何回見ても飽きません。更新頑張ってください! (2018年12月29日 21時) (レス) id: 5b006ac710 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭ゆうりん - いつも、楽しく見させてもらっています。私では考えられないほど、楽しい内容になっていて、すばらしいと思います。大変だと思いますが、更新頑張ってください。 (2018年2月8日 22時) (レス) id: b587ad5e9e (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリーおじょう - 面白くて、かっこいいです。続きが楽しみです! (2018年1月28日 2時) (レス) id: 4fd7f83c20 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とても面白いです!!すごく続きが気になります!!更新頑張ってください!! (2018年1月12日 14時) (レス) id: 5e327f7d64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時:2017年2月24日 0時