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Story26 ページ27

you side

貴『涼介、行きましょ。彼らに話す事は何も無いから』

涼「…見損なった」

涼介はそう呟き、私達はその場を後にした。





((バタン

【王室】の中に入る。

貴『……』

涼「A、どうした?」

貴『いえ、何でもないわ』

演技のはずなのに…すぐに元に戻るのに…

こんなにも胸が苦しいのは…どうして?

涼「おい…A!?どうしたんだよ!!」

涼介が私の目を拭く。

頬に触れると、微かに濡れている。

涙…?まさか…ね。

貴『苦しいの…皆が離れると…胸が締め付けられるの…』

本物の涙なんて、何年ぶりかしら…。

涼「…やっぱりこんな事やめよう。これ以上、Aが傷つく姿は見たくねぇ…」

貴『…いえ、やるわ。私の事は気にしないで』

涼「でもっ!!」

貴『彼女は私の手で制裁しないと…気が済まないの』

涼「…分かった」

身の程知らずには制裁を…ね。





Akina side

山田くんと龍堂院さん以外のRulerが私に謝ってきた。

…やっぱり騙されてたのね!!

可哀想に…これから彼らは私が守ってあげないと!!

でも…全員を私につけないと。

山田くんがどうしてあそこまで、龍堂院さんにつくのか分からない。

もしかして惚れてる?

だったら、尚更引き離さないと!!

早く目をさましてあげないとね♡





Yuri side

侑「ハァ…」

思わずため息が出た。

いくら演技とはいえ、Aと一緒にいられないなんて…。

それにさっきのAの顔…。

少しだけ演技に見えなくて…少しだけ悲しそうに見えた。

早くこんな女から離れてAを抱き締めたい。

幼馴染だからとか、仲間だからとかじゃない。





Aが好きだから。

もちろん、皆も同じだと思う。

僕は本当は、このアイデアには反対だった。

Aを傷つけたくないから。

でも楽しそうなAの意見に反論したくなかった。

反論したらAに嫌われるんじゃないか…なんて考えてしまった。

その考えは、間違いだったみたい。

だから…反論して、Aのそばにいる事を許された涼介が、心の底から羨ましかった。

早く1日が終わってほしい。

A…

会いたいよ。
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
妄想を詰め込みました。

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マナ - 質問よろしいでしょうか? (2021年5月31日 17時) (レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
萌萌 - いつもありがとうございます。何回見ても飽きません。更新頑張ってください! (2018年12月29日 21時) (レス) id: 5b006ac710 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭ゆうりん - いつも、楽しく見させてもらっています。私では考えられないほど、楽しい内容になっていて、すばらしいと思います。大変だと思いますが、更新頑張ってください。 (2018年2月8日 22時) (レス) id: b587ad5e9e (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリーおじょう - 面白くて、かっこいいです。続きが楽しみです! (2018年1月28日 2時) (レス) id: 4fd7f83c20 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とても面白いです!!すごく続きが気になります!!更新頑張ってください!! (2018年1月12日 14時) (レス) id: 5e327f7d64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/  
作成日時:2017年2月24日 0時

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