Story22 ページ23
you side
次の日
((キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
いつも通りの朝。
あの日以来、鳳城サンは何故かテンションが高い。
…何か企んでる?
((ガラッ
先生が入ってきた。
先「皆さん、今日は転校生が来ています」
((ザワザワ
騒がしくなる教室。
((ガラッ
転校生が入ってきた。
貴『!!』
私はその姿を見て驚いた。
太「藤ヶ谷太輔です。よろしくお願いします」
長めの茶髪は、毛先をフワフワと遊ばせていてまるでホストのよう。
その下から覗く顔は綺麗に整っていて、大人っぽくも見えるが、少年のあどけなさも兼ね備えている。
太「…」
彼は教室をぐるりと見渡すと、私をじっと見つめた。
もう何年も前なのに…覚えてるの?
まさかね…。
((キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
先「今日のHRは終わりです。龍堂院さん達、藤ヶ谷くんに学校を案内してあげてくれません?」
貴『私達…ですか?』
先「はい。彼があなた方を指名してるので」
絶対覚えてるわね((
太「よろしくねー((ニコニコ」
一点の曇りもない笑顔。
彼…何か企んでる?
教室を出て、廊下へ。
太「やっと見つけたよ…まさか2年もかかるなんてね」
彼はどうやらあの日以来、諸事情で転校してしまったらしい。
この学校に来るまで、ずっと私達の事を探していたと言う。
貴『本当久しぶりね。元気してた?』
太「お蔭さまで。最近どうなの?あの時みたいに癇に障る奴とかいるの?」
貴『えぇ、今ちょうど』
太「悪い顔してるなーwあの時と全然変わんない」
貴『ふふっ、貴方もね』
太「逆ハー狙いのぶりっ子とか?」
涼「やべぇよこいつ、当てやがった((」
太「あ、正解なんだw俺もやりたーい」
貴『言うと思ったわ。勿論、歓迎するわ』
全-太「ようこそ、Rulerへ」
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
(っ'ヮ'c)ファァァァァァァァァァァwwwwww
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マナ - 質問よろしいでしょうか? (2021年5月31日 17時) (レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
萌萌 - いつもありがとうございます。何回見ても飽きません。更新頑張ってください! (2018年12月29日 21時) (レス) id: 5b006ac710 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭ゆうりん - いつも、楽しく見させてもらっています。私では考えられないほど、楽しい内容になっていて、すばらしいと思います。大変だと思いますが、更新頑張ってください。 (2018年2月8日 22時) (レス) id: b587ad5e9e (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリーおじょう - 面白くて、かっこいいです。続きが楽しみです! (2018年1月28日 2時) (レス) id: 4fd7f83c20 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とても面白いです!!すごく続きが気になります!!更新頑張ってください!! (2018年1月12日 14時) (レス) id: 5e327f7d64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時:2017年2月24日 0時