Story8 ページ9
You side
貴『ﾊｧ…』
大きなため息、これで何回目だろう。
「雪宮様、どうかされました？」
貴『ちょっと人の多さに酔っただけです。心配して頂き、ありがとうございます』
話しかけてくる男を適当にあしらい続け、約30分。
帰りたい…あ、家ここだったわ((
？「ため息をつくと、幸せ逃げるぞ…」
貴『竜…』
京極兄弟の弟、京極竜。
兄の尊人を心から尊敬している、正に男の鑑。
貴『周りの男共は、どいつもこいつも雪宮グループとの契約の話ばかりしてくる。もう耳にタコだ』
竜「メインは契約じゃない。お前との婚約だろ」
貴『かもしれんな。面倒だから「私には心に決めた人がいる」と言っておいたが』
竜「…綾小路葵か」
貴『はっ!?そんな訳ない!!適当についた嘘だ!!ましてや私なんかが葵と…』
竜(この慌てよう…図星か。勝ち目ねぇわ)
貴『それにしても竜、スーツ着たらたはだのホストだな((』
竜「はぁ？褒めてんのか、貶してんのか分かんねぇよ」
なら坊主にでもしろ((
貴『お前の隣にいると、何か嫌なんだが』
竜「理不尽の極み。お前の男除けになるだろ、感謝しろ」
しない…訳でもないが、目立つからやめてほしい。
貴『お前の兄貴は、相変わらず囲まれているな』
竜「まぁな。いつものことだから、いいけど」
貴『羨ましいとは思わないのか？』
竜「全く。俺は1人の女に好かれれば、それでいい」
…竜らしい。
でも竜の口から、そんな言葉が出るなんて思いもしなかった。
貴『へぇ、まぁ頑張れ。応援してる』
竜「おぉ…まぁそいつ、鈍感なんだがな」
竜に好きな人かぁ…何か嫌だな((
葵「京極竜、抜け駆けか？」
あれだけ囲まれていた葵が、突然私の隣に現れた。
貴『どうした、葵。抜け駆けってどういう…』
竜「Aは気にするな。邪魔者はさっさと消えますよ」
そう言って竜は、尊人のところに行った。
貴『いいのか？さっき周りにいた人達は』
葵「興味ない」
貴『酷いな。そんなんだと、前に言ってた好きな人にフラれるぞ』
葵「…好きな人からの好意以外は、いらない」
あ、何かカッコよかった。
貴『私も早く好きな人に告白しなきゃな』
葵「まず私と二者面談だ。Aを幸せに出来るかどうか、見極める」
貴『多分無理』
気づけ、バカ。
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
書いてて何か、恥ずかしい。
久々の更新でした…
週末に体調を崩してしまい、とても更新できる状態ではなかったので…
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ナル(プロフ) - 初めまして！いつも拝見させて頂いてます！プリロワ、ほぼストーリー解放させてます笑笑ハマりすぎました笑笑これからも、お話の更新、楽しみにしてます！ (2020年4月28日 23時) (
レス) id: 57df1ddcfb (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - らんらんさん» そうなんですね！待っときます！このお話もだいっ好きです！ (2020年4月5日 11時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
らんらん(プロフ) - 次世代のタイトホクロさん» コメントありがとうございます!!ずっとやりたいとは思ってるんですが、まだアプリを入れてないんです…入れたら、またお知らせしますね(*´`*) (2020年4月1日 21時) (レス) id: 88be70ad1c (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - いやなら全然大丈夫です！ (2020年4月1日 21時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - あの！プリロワやってますか？らんらん@ln率低下中さん、やっていたらお友達になりましょう！ (2020年4月1日 12時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らんらん＠In率低下中
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時：2019年4月12日 12時
