Story13 ページ15
You side
貴『さっきからずっと言ってるのに!!お願いだから、喋らないでよ!!こっちはキャパオーバーなの!!』
奏「Aさん…?口調が変わってますけど?」
貴『そんなの知らないもん!!葵は私の事、褒めすぎ!!私だって葵のことす…あれ?』
ふと我に返った。
私…今、何を言おうとした?
貴『あ…あ…葵のバーカ!!!!!』
私はダッシュで廊下を走り抜け、元いた会場に戻った。
貴『何言ってるんだよ…私…』
((ドンッ
勢いよく走ってしまって、誰かにぶつかった。
?「おっと…前ちゃんと見ないと危ないですよ、お嬢様」
貴『…広臣ぃ((泣』
私は広臣に泣きついた。
広臣「何で泣いてんの」
貴『お前には関係ない…((泣』
広臣「何気に酷いな。お兄さんに言ってみなさい」
貴『じ、実は…』
広臣「クッ…wまだまだ子供だな。お前」
貴『…うるさい』
こいつに話した私が馬鹿だった。
広臣「勢いで告白とか…お前、酒入ってんのか?」
貴『純粋無垢な私が、そんな事する訳ない』
広臣「どの口が言ってんだ。塞ぐぞ((クイッ」
大勢の大人がいる中、広臣は人目も憚らずに私に顎クイをする。
貴『なっ…』
広臣「顔真っ赤。冗談に決まってんだろ。やっぱまだまだ子供だな」
貴『フンッ…半分くらい冗談じゃないくせに』
広臣「当たり。本気でキスしてやろうかと思った」
大人のな、なんて耳元で囁くからビンタしてやった((
((グイッ
貴『きゃっ…』
柄にもなく、声を上げた。
そりゃ突然、手を引っ張られたらこんな声も出るだろう。
広臣「あれ、さっき見た好青年くんとは違う子だ」
竜「何の用だ、てめぇ」
貴『竜…』
どうやら、私の手を引いたのは竜だったみたいだ。
それにしても、何で2人の間に火花が見えるんだろう。
竜「てめぇがAを狙ってるのかは知らねぇけど、もしそうなら潰すからな」
広臣「最近の高校生は怖いなぁ。まぁ頑張れよ、王子様」
広臣はカッコつけながら手を振り、人ごみに消えていった。
狙うって…何を?((
竜「誰だよ、あの余裕かました野郎は」
貴『…母さんの会社で部長をしている広臣』
竜「…ああいう奴は油断ならねぇ。気をつけろよ…って言っても分かんねぇか」
今、何気に馬鹿にしただろ。
まぁ、確かに分からんけど((
竜(朱雀も綾小路も頼りにならねぇ…俺が守らねぇと)
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ナル(プロフ) - 初めまして!いつも拝見させて頂いてます!プリロワ、ほぼストーリー解放させてます笑笑ハマりすぎました笑笑これからも、お話の更新、楽しみにしてます! (2020年4月28日 23時) (レス) id: 57df1ddcfb (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - らんらんさん» そうなんですね!待っときます!このお話もだいっ好きです! (2020年4月5日 11時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
らんらん(プロフ) - 次世代のタイトホクロさん» コメントありがとうございます!!ずっとやりたいとは思ってるんですが、まだアプリを入れてないんです…入れたら、またお知らせしますね(*´`*) (2020年4月1日 21時) (レス) id: 88be70ad1c (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - いやなら全然大丈夫です! (2020年4月1日 21時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - あの!プリロワやってますか?らんらん@ln率低下中さん、やっていたらお友達になりましょう! (2020年4月1日 12時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時:2019年4月12日 12時