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番外編2 ページ49

だらだら、、としか形容できないことを小一時間雑談をしながらしている。
アイスが食べたいが、生憎備え付けの冷蔵庫にはアイスはおろか食材一つも入っていなかった。

「アイス誰が買ってくるかじゃんけんしね?」

「え〜、院長買ってきてよ」
「やだ」

外へ出る可能性を全員無視できないのか、じゃんけんにも持ち込めない。
どうしたものか、と考えようとしたところで病院のドアが開いた。

「お、結構いるな!話があってきたんだが」

スケボーに乗りながら院内へ遠慮なく入ってくる男は笑顔をこちらに向けた。
まさに神出鬼没。どこにでも来るA。
否、今の状況的にはどんなときでも来る。が近い。

「話するだけならいいよ〜」

ひなーのが暇つぶしを見つけた故か少し楽しそうに手をひらひらと振った。
とろさんも同意の意で頷いている。

「まぁその前にアイスを買ってきたから食わないか?」

ちゃんと全員分ある!と右手に持っていたビニール袋をカウンターの上で広げた。
袋の中のアイスは偶然なのかなんなのかちょうど5個。
俺も含め、アイスを丁度求めていたところだったのでありがたく頂戴する。
Aも一個手に取ると袋を破いてかぶりついた。
続いてアイスを食う。やはり夏の昼間にはアイスが必要不可欠だ。うまい。

Aが本題を話す様子がないため、ちょっとした雑談をしながら食べているとペロリとすぐになくなってしまった。
アイスのゴミを全員がゴミ箱に捨てると、それを確認してAが笑った。

「さて、俺のアイスを食べたからには俺の言うことに従ってもらおうか」

ハハハ!と勝ち誇った笑みを浮かべるAに、それなんかの拘束力あるか?と3人(主にひなの)が反応する。

「いや、拘束力はない。単純に俺は君たちにアイスを奢っただけだ。あぁ、それだけでも今君たちには俺に貸しが一つあるってことだろう?」

Aは反論されないためか、発言をする間もなく続ける。

「海に行くぞ!」

まぬけた声が4つ、院内に響いた。

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わらび(プロフ) - じゃーん、えっちふんさん» コメントありがとうございます!コメ主さんの言葉選びがとても素敵でこちらが感動してしまいました。自分の目指す雰囲気とキャラクター像が伝わっていて非常に嬉しく思います。少しずつの更新にはなりますが、楽しみにしていただけたら幸いです。 (8月7日 1時) (レス) @page34 id: ac8a81db8b (このIDを非表示/違反報告)
じゃーん、えっちふん(プロフ) - 薄暗い憂いを帯びてる雰囲気と男主くんのあっけらかんとした感じがちょうどいいバランスで沼で最高です😭自分のペースで更新頑張ってください!! (8月7日 0時) (レス) @page34 id: 1b7c50ba33 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - 管理人さん» コメント本当に嬉しいです!ありがとうございます。一回の更新が少なく満足感が無いかもしれませんが、ぜひ今後も毎日の楽しみにしていただけたら幸いです。 (8月6日 12時) (レス) id: ac8a81db8b (このIDを非表示/違反報告)
管理人(プロフ) - コメ失礼しますm(_ _)m貴方様のrd医院長が本当に好きです!毎回更新されるのが楽しみで仕方ないです!これからも更新楽しみにしてます!頑張ってください!! (8月6日 3時) (レス) id: af5b844ff4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しまなか | 作成日時:2023年7月28日 20時

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