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ーNO sideー
「あ、あぁ、降谷は僕だが」
五条の態度に、降谷は少したじろぐ。
すると、五条は夏油の方に視線をやった後、ニヤリと意地悪な笑みを浮かべる。
「はーん、なるほど、夜這いに来たんだな？」
「よば、っ、は、はぁ！？」
予想外の言葉に、降谷は肩を跳ね上げて顔を真っ赤に染め上げた。
「た、太刀川は怪我人だぞ…、そんなことするわけないだろ！」
「へぇ、怪我してなかったら襲うのか？」
「なっ、お前…！！！」
「そこまで」
2人の会話を遮ったのは、太刀川。
「あ、センパイ！
起きた？」
「…起こされたんだ。
他の奴らも寝てるんだ、静かにしなさい。
あと、あまり降谷君を揶揄うなよ…」
掠れた声で、身体を起こせずに太刀川はそう言う。
「あはは、スンマセーン。
センパイ思ったよか元気そーだし俺帰りまーす」
へらっと笑って、五条はすたこらと医務室を出て行った。
「……どこが元気そうに見えるんだ」
見えなくなった五条の後ろ姿に、太刀川は顔を顰めた。
「すみません、騒いでしまって。
私もそろそろ帰ります」
「あぁ、心配かけたな、ありがとう」
太刀川がヒラヒラと手を振ったのを見ると、夏油は小さく一瞥して医務室を出て行った。
「…強烈だな」
2人がいなくなったのを確認して、降谷は眉を顰めながらそう言った。
「だろ」
ふふ、と笑った後、短く息をつく太刀川。
「あ、すまん…僕の声で起きたんだよな」
「いや、2人が揉めてる時から起きてた。
狸寝入りしようと思ったんだが、あいつらに絡まれてる降谷君が可哀想だったんで」
「……そりゃ、どーも」
つんとした態度で降谷がそう返すので、太刀川はまたくつくつと笑った。
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マニ。(プロフ) - しまさん» ✉️。あのしまさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってます！ (2月25日 11時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです笑 ボードは滅多に使わないので、イマイチ使い方を覚えてないのですが、それでもよければ是非！ (2月25日 8時) (レス) id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは！とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月24日 23時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しま | 作成日時：2024年1月28日 1時
