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ー降谷sideー
「…そういえば伊達君達は…？」
「…あれ、確か外に運び出したんだが…。
ヒロ、どこかに運んだのか？」
「あぁ、さっき夏油君？と一緒に医務室に運んだんだ。
今は家入さんって方が治療してくれてる」
「硝子が…。
それならもう、大丈夫、だな……」
突然太刀川の言葉が途切れ始める。
「すまん、降谷君…少し背中、かり、る………」
そう言い残し、意識を失ってしまった。
肩に太刀川の顔が埋められて心臓が跳ね上がったが、それどころじゃないことを思い出す。
「あぁ、そうだ、太刀川も大怪我してるんだ！
医務室に行かないと…！！」
思わず声をあげ、太刀川の体がなるべく揺れないように、医務室に急いだ…。
ーNO sideー
「…うわ、センパイマジでボロボロじゃん」
深夜、医務室にやって来た五条が、まだ意識の戻っていない太刀川を六眼で見てそう言った。
「しかも、縛り解いて全開にしたせいで呪力スッカラカンだ、こりゃ暫く呪力使えねぇな」
「あぁ、そうだな…」
五条の言葉に、夏油は沈んだようにそう返す。
「…センパイの怪我はお前が悪いんじゃないだろ」
夏油の様子に五条は呆れながらため息をついた。
「…それでも、力になりたかった」
「もージメジメすんなよ、キノコ生えるわウゼー」
顔を顰めながらそう言うので、夏油は五条をジトリと睨みつける。
「君こそ、何で来なかったんだ」
「………任務終わって、寝てた」
少しバツが悪そうにそう言った五条の胸倉を、夏油が掴みあげる。
しかし、何か言うでもなく、ただ五条を睨みつけるだけ。
「…俺に当たんなよガチ勢が」
居丈高になって夏油を見下す五条。
「センパイが弱いから悪いんだろ」
「先輩は弱くない」
「弱ぇーだろ。
縛り解いて全力出してこのザマだぜ」
2人が睨み合っていた時、五条が太刀川のベッドのカーテンを徐に開けた。
そこにいたのは降谷。
「んだよ、盗み聞きか？趣味悪」
「…太刀川の様子が気になっただけだ。
聞かれたくないなら場所を変えて話せばいいだろ」
五条の言葉に少しイラッとしながらも、静かに降谷はそう返す。
降谷が来たことにより、夏油と五条の睨み合いは一時休戦となった。
夏油の手から逃れた五条は、降谷の顔を覗き込む。
「…あれぇ？
お前、もしかしてセンパイのオキニの降谷君？」
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マニ。(プロフ) - しまさん» ✉️。あのしまさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってます！ (2月25日 11時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです笑 ボードは滅多に使わないので、イマイチ使い方を覚えてないのですが、それでもよければ是非！ (2月25日 8時) (レス) id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは！とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月24日 23時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しま | 作成日時：2024年1月28日 1時
