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ー降谷sideー
萩原を担いで体育館を出ると、ヒロが青ざめた様子で立ち尽くしていた。
「ゼロ…、萩原…！！！」
萩原のアザに気づいたヒロは、少し泣きそうな顔になる。
「大丈夫だ落ち着けヒロ！
それより、なんでもいい、武器が欲しい…！！」
僕はそう言いながら、体育館から少し離れた場所に萩原を寝かせる。
「武器って…なんで…」
「太刀川が、1人で戦ってるんだ。
竹刀でも刺股でもなんでもいい、持ってきてくれ…！！」
「っ、わかった…！！」
僕の言葉を聞いて、すぐさまヒロは駆け出した。
僕は萩原の状態を改めて確認する。
顔色が悪い。
が、アザが広がるのが遅くなった。
体育館から出たからだろうか。
松田と班長も、同じアザが出る前に早く連れ出さないと。
…くそ、何がだ何だか分からない。
そう思いながら、再び体育館の扉を開ける。
さらに内扉を開けると、切り傷まみれになった太刀川がいて。
「太刀川、お前…！」
思わず声をかけるが、太刀川は2人を早く連れ出すように、こちらには目を向けずに言った。
いつの間にか、班長の腕にも萩原の顔に出たものと同じアザが浮かんでいる。
…早く連れ出さないと。
「松田、待ってろよ…」
そう声をかけながら班長を担ごうとした時、灰色の化け物が飛びかかってくる。
「しまっ、、！？」
化け物の攻撃を、 先程太刀川が召喚？していたカラスの鳥人のような生き物が遮る。
助かった…！
そう思いながら班長を担ぎ、急足で体育館の外に出る。
「ふ、るや…、す、まん…」
朦朧としながら、班長がそう呟く。
「僕はいい、全部終わったら太刀川に言ってくれ」
「あ、ぁ…」
再び意識を失った班長を萩原のそばまで運び、並べて寝かせる。
ヒロはまだ、戻ってない。
次は松田だ。
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マニ。(プロフ) - しまさん» ✉️。あのしまさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってます！ (2月25日 11時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです笑 ボードは滅多に使わないので、イマイチ使い方を覚えてないのですが、それでもよければ是非！ (2月25日 8時) (レス) id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは！とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月24日 23時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しま | 作成日時：2024年1月28日 1時
