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ー太刀川sideー
ひょんなことから降谷君と飲むことになった。
悟達と飲んだ後に誘いを受けるとは、思いもしなかった。
何せ目が合わなかったからな。
「へぇ、雰囲気のいい店だな」
俺が提案した店に入り、降谷君はそう呟く。
店主に誘導されてカウンター席に腰掛け、そのまま一杯目にバーボンのロックを二人で頼んだ。
「そういえば、太刀川のあの後輩達って大学時代の後輩なのか？」
「いや、高校からの後輩だよ。
派手だろ」
俺の言葉に、あぁ、と頷く降谷君。
「あと、凄く生意気そうだ」
なんて眉を顰めながら言うものだから、思わず吹き出しそうになる。
「ああ、凄く生意気だよ。
特に悟……白髪の奴なんか、一応センパイとは呼んでくれているけど、俺のこと舐め腐ってるよ」
「確かに、この前コンビニで見かけた時からそんな感じはしてたな」
カウンターに肘をつきながら、降谷君がそう言った時、頼んでいたグラスが出される。
「それじゃ取り敢えず、乾杯」
グラスを持ち上げながら、少し揺らして見せる。
「あぁ、乾杯」
降谷君も同じく、グラスを小さく揺らした。
一口ウイスキーを含んだ後、話を続ける。
「でもまぁ、ああやって懐かれると可愛いもんだよ」
…まぁ、何であんなに懐かれてるのかはよくわからないんだが。
「ふぅん？
甘やかしてるだけじゃないのか？」
同じくウイスキーを一口飲んで、降谷君が俺の言葉に口角を上げながらそう尋ねてくる。
「…確かに、そう言われればそうなのかもしれないが…、あいつにはあれくらいが丁度いいよ」
そう呟きながら、再びウイスキーを口に運ぶ。
「…あいつは背負ってるものが、…大きすぎるからなぁ」
「へぇ…、背負ってるものって？」
俺の呟きに対し、俺の顔を覗き込みながらそう尋ねてくる降谷君。
「うぅん……世界？」
そう答えれば、降谷君は頭上にぽつぽつとクエスチョンを浮かべた。
「…難儀だな？」
「…すまん、困らないでくれ」
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マニ。(プロフ) - しまさん» ✉️。あのしまさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってます！ (2月25日 11時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです笑 ボードは滅多に使わないので、イマイチ使い方を覚えてないのですが、それでもよければ是非！ (2月25日 8時) (レス) id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは！とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月24日 23時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しま | 作成日時：2024年1月28日 1時
