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ー降谷sideー
…何笑ってるんだ。
…あれ今コイツ、ガキって言ったな…？←
それで笑ってるなこの野郎…！？
思わず太刀川を睨むと、必死に笑いを堪えながら、
「大丈夫…、降谷君、助けてやるから…」
なんて言いやがる。
「んんッ！！！」
笑うなと言いたいが、口に張られたガムテープがそうさせてくれない。
クソ！！！
俺が人質に取られているのも忘れて腹を立てているのを他所に、太刀川は笑いを抑えるべく一息つく。
「悪いが彼を解放してくれないか、友人なんだ」
太刀川はそう言いながら、躊躇することもなく歩み寄ってくる。
「お、おい…止まれ、撃つぞ…！！」
男の脅しにも一切怯まず、
「その言葉で俺が止められるとでも思っているのか？
…ライフルをへし折った男だぞ」
なんて笑みを浮かべながら言うので、寧ろ男の方が怯んでしまう。
その隙を見て一気に距離を詰めた太刀川は、僕のこめかみに当てられた銃を鷲掴みにした。
太刀川が男と視線を交えた時、彼の金眼が再び姿を現す。
その時、ふと心臓がドクリと跳ねた。
自分に向けられた視線では無いのに、何故。
困惑していると、耳元でメキメキと嫌な音が聞こえる。
「な、な、…！」
男が怯え切ったような声を漏らす。
「…どうする？
俺はコイツのように、お前の頭を捻り潰すのも、容易いが…？」
彼のものとは思えないような、聞いたことのないドスの効いた低い声で男を脅し、銃を掴んでいた手を男の頭に乗せた。
すると男は腰を抜かしたのか、そのまま崩れ落ち、僕の首に回されていた腕もずるりと解けた。
それを確認した太刀川は、最後に男の頸に手刀を落とし、意識を奪った。
…信じられない。
一人で、制圧してしまった…。
思わず唖然としていると、ふとコンビニの自動ドアが開く。
「センパイおせーし」
そう言い入店してきたのは、丸いサングラスをかけた白髪に長身の男。
…この男が、太刀川が言っていた派手な後輩か。
そんな彼はぐいとサングラスを上げて、白く長いまつ毛の下から、蒼穹を閉じ込めたような碧眼を覗かせた。
「あぁすまない、今終わったよ。
手加減が難しくてね」
苦笑しながら太刀川がそう言うと、
「センパイ本気出すと殺しちゃうもんね」
なんて白髪の男がとんでもない発言をする。
…どう言う意味だ…？
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マニ。(プロフ) - しまさん» ✉️。あのしまさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってます！ (2月25日 11時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです笑 ボードは滅多に使わないので、イマイチ使い方を覚えてないのですが、それでもよければ是非！ (2月25日 8時) (レス) id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは！とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月24日 23時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しま | 作成日時：2024年1月28日 1時
