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ー降谷sideー
そんな彼の様子に動揺した男は、リーダーの男に声をかける。
「…どうする？」
「構わねぇ、ブッ殺せ！！」
その問いにリーダーの男が答え、二人の男がライフルの銃口を太刀川に定めた時、太刀川はふと右手を挙げてそれを静止し、
「あぁ、その前に一つ聞かせてくれ。
…お前達は、俺の敵かな？」
と尋ねた。
…何を聞いているんだ…。
お前にライフルを向けているんだぞ、敵以外の何だって言うんだ！
「当たり前だろ、殺すって言ってんだからよォ」
当然そう答えるリーダーの男。
すると、太刀川はニッと笑みを浮かべた。
「…了解、なら容赦はいらないな」
伏せられていた瞼の隙間から、金色の
どきりと心臓が跳ねた。
直後、ライフルを持った男に一瞬で詰め寄り、拳を一振りしてライフルを破壊した。
動揺する間も無く、もう一本のライフルも容易く一刀両断してしまう。
…は？
素手で？
「なっ、素手で…ライフルを破壊しやがった…！！」
ライフルを持っていた男も同様の反応で。
「舐めやがって…！！」
今度は金属バットを振り上げ、男が太刀川に突っ込むが。
「おいおい、隙だらけだな」
呆れながら振り下ろされたバットを躱し、男の頸に手刀を落とせば男はそのまま伸される。
今度は男二人が太刀川を前後に挟んで殴りかかってくるが、そのまま彼が横に避ければ、その二人は互いの顔面を殴り合って倒れ込む。
「てめぇ、調子に乗るんじゃねぇ！！」
もう一人の男が隠し持っていたナイフを振り上げ、太刀川に襲いかかる。
「ふふ、調子には乗ってない。
お前達が格下なだけさ」
そう言いながらナイフを握る男の手首を掴み、背負い投げをお見舞いする。
その過程で、男の肩が嫌な音を立て、直後に男の背中が床に叩き落とされる音が響いた。
す、凄い…。
武器を持った相手をこうも簡単に…！
思わず見入っていると、突然首に腕を回されこめかみに冷たいものを突きつけられた。
…銃…！
しまった、油断した…！！
くそ、これじゃ足を引っ張ってしまう…！！
ところが、それでも動じた様子のない太刀川。
そんな太刀川を見て男は叫ぶ。
「テメェそれ以上やるとこのガキの頭吹っ飛ばすぞ…！！」
「ブッ…」
リーダーの男の言葉に、太刀川は吹き出した。
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マニ。(プロフ) - しまさん» ✉️。あのしまさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってます！ (2月25日 11時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです笑 ボードは滅多に使わないので、イマイチ使い方を覚えてないのですが、それでもよければ是非！ (2月25日 8時) (レス) id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは！とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月24日 23時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しま | 作成日時：2024年1月28日 1時
