玖 ページ10
sp「さぁて、話してくださいクソグルッペン会長」
gr「めっちゃ怒るやん。悲しいゾ♡」
sp「ﾁｯ…」
gr「えっ、舌打ちした？」
sp「くしゃみです」
gr「嘘だぁ〜」
『あの。冗談言わずにせめて何故私がこんな目に遭ってるのかだけでも教えてください！！！！』
gr「え？なんでっ……て。わかってないのか？その力。」
私は戸惑う。なんの事かさっぱりだ。力と言われても私には自覚している特別な力なんて無い。だがグルッペンさんは純粋に不思議そうな顔をする。
gr「基本的に、俺達は悪魔と契約したら何かしら相手と繋がりのあるもの…例えば俺の場合このネックレスだな。これを身につけてないと悪魔は見えない。たとえ身につけていても、相手が許可しなければ見ることが出来ない時もある。」
sp「自分の使い魔を呼び出したら不可視モードにされてても見えるけどね。でも、Aはもってないでしょ？そーゆーやつ。」
そう言われればそんなもの持ってない。持ってないのにゾムもトントンも、コネシマさんだって見える。これは特殊な力だったのか。
『でもだからって、何の為に貴方は悪魔憑き？を必要としてるんですか？』
gr「そんなの決まってるだろう？戦争だよ。」
『戦争……？誰とのですか。』
gr「神というやつだ。知ってるだろ？神様くらいは」
『な……嫌ですよ。』
gr「何故！？なんでだ、一緒に神を駆逐しようではないか！！神は人に与えるだけの怠惰製造装置だ！！しかも自分の説法を犯すものには罪を与えて差別する！！！今の天界は暴ry」
『む、難しくてわかりません！それでなぜ私が必要なんですか？』
sp「神って呼ばれてる奴らは、悪魔と同じで普通の人間には見えないんだよ。だから見える人が居ないと不利。
それと……神様とか悪魔が見える人は、神の御加護を強く受けてる人。もしくは神の血族だから、神様sideは手を出しづらい。だから俺らにとってAはチートなんだよ。」
『じゃあ、私がいたらショッピ君達が有利になるからって理由で私がこうなったの？』
sp/gr「うん」
『も、申し訳ないですけど！私は戦争なんてする気はサラサラないから御遠慮します。帰ろうゾムさん！』
zm「ぱすたっちゅう食いもんがまじ美味かっ……ん？帰んの？ま、いっか。」
私は間抜けな動機に呆れてしまい、生徒会室を後にした。
sp「俺は止めませんよ。危ないし、巻き込みたくない。」
gr「巻き込みたくないなら入らざるを得ない状況にすりゃぁいいんだ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1898人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぺ - うわぁぁぁ！！久しぶりに見に来たらちょっとストーリー進んでる！！マジで何年かかってもいいんで投稿頑張ってくださいお願いします、、、。 (2022年3月22日 1時) (
レス) @page15 id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
Colt(プロフ) - あ、あ、あ、あ、のぉぉぉ絵柄も小説もめちゃくちゃ好みですぅぅぅｯｯｯｯこれからも頑張ってくださいぃぃぃぃぃぃぃｯｯｯｯ (2022年2月16日 13時) (レス) @page15 id: a16d24b70b (このIDを非表示/違反報告)
冬霧 那恋(プロフ) - お、おわお…おわ…おわりのはじまりってことですね…？ (2021年12月30日 10時) (レス) @page15 id: 645ab8761c (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - 主さん、、頑張って(´；ω；`) (2021年8月31日 19時) (レス) id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - パスワードの野郎め！！！！！！！！！許さんぞ！ (2021年8月31日 19時) (レス) id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：島津旧式 | 作成日時：2019年3月25日 23時
