漆 ページ8
sp「A、ほら……生徒会長んとこ案内するから付いてきて」
『あ、うん！』
ホームルームが終わり、とうとう生徒会長の元へ向かうためにショッピ君の横について歩く。うちの学校の生徒会は女の子０人で強面やイケメンで構築されている為、なんだか行くのは気が引けるけど……
sp「な、なんか近くない？離れて」
『え？近い？ごめんごめん離れるわ』
zm「なぁんや生意気なやっちゃなぁ…コイツ食ってもいい？」
離れつつ、ダメ！と口パクでゾムに伝えればはいはいと言って不機嫌そうに私の背後を浮遊する。
しばらくすると別棟の2階、1番奥の部屋……生徒会室に着いた。ショッピ君が軽くノックをして入室する。
「ん、あぁショッピ君か。今日は早いな、他の奴らは？」
sp「ﾁｽ、いや見てないっすけど……それより会長に会いたい奴がいて、連れてきたんすけど」
「ほぉん、誰だ？入ってきてくれ」
そう言われればショッピ君に促されて恐る恐る部屋に入る。しかし何故かゾムは部屋に入らなかった。
『あ、あの、こんにちは…』
「ん？あっ！！君はA君じゃないか、よく来てくれた。俺はグルッペン、ヨロシク！！」
『えっ、よろしくお願いします……？』
何故か私の名前を把握していた会長、もといグルッペンさんは無理矢理私に握手を強いると上下に腕をブンブン振った。なんだかご満悦のようだ。
gr「いやぁ、そういえばあの手紙上手くいったのかな？気に入ったか？」
『なっ……上手くいったって、あれは一体何なんですか？何の為に……おかげで命が危ないんです！』
gr「質問を質問で返すのか君は。まぁいいや、君を仲間に引き入れたいと思ったんだ。どうやら相棒は上手く召喚できた様だな。」
sp「まっ、先輩もしかしてAまで悪魔憑きにしたんですか！？どういうつもりですか！！」
gr「そう責め立てないでくれ頭数は多い方がいい。それにA君はどうやらかなり強い悪魔を従えているようだし。」
そう言うと、グルッペンさんは首に掛けている赤い宝石の付いたネックレスに口付けをした。するとたちまち黒煙が上がり、視界がくらむ。なんだかデジャヴな感じだ。
靄が消えかかるとその先、グルッペンさんのすぐ後方に赤いマフラーを巻いた男性が浮遊していた。
『えっ……！？』
「アホお前急に呼び出すなや！飯作ってたの……に…」
gr「トン氏、彼女を動けない様にしろ」
「はぁ……はいはいご主人様」
束の間彼の拳が目の前に迫ってきた。
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ぺ - うわぁぁぁ！！久しぶりに見に来たらちょっとストーリー進んでる！！マジで何年かかってもいいんで投稿頑張ってくださいお願いします、、、。 (2022年3月22日 1時) (
レス) @page15 id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
Colt(プロフ) - あ、あ、あ、あ、のぉぉぉ絵柄も小説もめちゃくちゃ好みですぅぅぅｯｯｯｯこれからも頑張ってくださいぃぃぃぃぃぃぃｯｯｯｯ (2022年2月16日 13時) (レス) @page15 id: a16d24b70b (このIDを非表示/違反報告)
冬霧 那恋(プロフ) - お、おわお…おわ…おわりのはじまりってことですね…？ (2021年12月30日 10時) (レス) @page15 id: 645ab8761c (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - 主さん、、頑張って(´；ω；`) (2021年8月31日 19時) (レス) id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - パスワードの野郎め！！！！！！！！！許さんぞ！ (2021年8月31日 19時) (レス) id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：島津旧式 | 作成日時：2019年3月25日 23時
