弐 ページ3
zm「あぁもう、もしもーし聞こえてる？なぁってば、おーーーい」
『きっ、聞こえてます！出てってください、警察呼びますよ！』
zm「1個しかお願い叶えられへんのに"出てってくれ"に使うん？損するで？」
先程から約20分ほど経過しただろうか。謎の男は未だ立ち去ろうとしない。しかし何かしようとする訳ではなくただ私の周りをウロウロしていたがとうとう痺れを切らしたのか、声を掛けてきた。
『近寄らないで、貴方何なんですか！？』
zm「え、もしかして俺のこと知らずに呼び出したん？すげぇww」
『私何もしてないですし貴方のことなんか知りません！』
高笑いする彼に半泣きで訴えれば、頭を掻いて、あからさまに困った顔をした。
zm「えぇ……まじかァ。いやぁね、俺は悪魔なの。悪魔って分かる？」
『馬鹿にしてます？』
zm「あぁ、いくら現代の子でも流石に悪魔くらい知ってるよなぁ〜、ゴメンゴメン」
『いや、そこもですけど……貴方が悪魔？何言ってるんですか？いる訳ないじゃないですか！』
本当に馬鹿にしているのか、それとも頭のおかしな強盗か何かなのか……。さらに距離を取って睨みつければ、彼はまた高笑いをあげた。
zm「ヒャハハッ、それがおんねんなぁ悪魔。せや、見せたろか？俺が悪魔っつー証拠。」
そう言っておもむろにキッチンにある包丁を手に取るゾム。そして凄い勢いで私の方へ向かってくる。刺される？！と思ってうずくまったが、包丁がくい込んだのは彼の胸、丁度心臓当たりだった。
勢いよく血が吹き出す。
『うわぁあっ！！！なっ、なに！？なにしてんの！？』
zm「えっ、包丁刺したんやん。見てわかるやろ？」
『ち、ちち、血が出てる……』
zm「えっwwwちち？乳なんかでてへんよ？あれ、もしかして見たいん？やだエ〜ッチ♡」
馬鹿なことを言いながら包丁を抜き取ると服のボタンを外して、パニックになっている私の手を掴む。するとおもむろに傷口を触らせてきた。
『傷が……塞がってる……』
zm「これで分かったやろ？俺が悪魔やって」
そう言うと、ゾムは私の目線と合うように少し屈んでみせた。そして私の目を見て囁くように
zm「お前は俺と契約した。これはもう取り消せへん事実……やから、お願い叶えたるさかい、お前の命、俺にちょーだいな♡」
楽しそうな笑みを浮かべている彼に、私はうんと返事をするしかなかった。
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ぺ - うわぁぁぁ！！久しぶりに見に来たらちょっとストーリー進んでる！！マジで何年かかってもいいんで投稿頑張ってくださいお願いします、、、。 (2022年3月22日 1時) (
レス) @page15 id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
Colt(プロフ) - あ、あ、あ、あ、のぉぉぉ絵柄も小説もめちゃくちゃ好みですぅぅぅｯｯｯｯこれからも頑張ってくださいぃぃぃぃぃぃぃｯｯｯｯ (2022年2月16日 13時) (レス) @page15 id: a16d24b70b (このIDを非表示/違反報告)
冬霧 那恋(プロフ) - お、おわお…おわ…おわりのはじまりってことですね…？ (2021年12月30日 10時) (レス) @page15 id: 645ab8761c (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - 主さん、、頑張って(´；ω；`) (2021年8月31日 19時) (レス) id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - パスワードの野郎め！！！！！！！！！許さんぞ！ (2021年8月31日 19時) (レス) id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：島津旧式 | 作成日時：2019年3月25日 23時
