尾行の必需品やんけ！！！ ページ20
tn「それにしてもグルさんが買い物に付いてきてくれるなんて珍しいですねぇ」
『え、そうなの？』
gr「行きたくなかったら行かない。面倒そうにしながら付いてこられる方が気分悪いやろ。」
tn「イコール今日は来たかったんやな？」
gr「まぁ…」
『えへへ、それは嬉しいなぁ〜学校でみんなに自慢しちゃおっと！』
なんて何気無い会話をしながらショッピングモールへ向かうグルッペン一行。未だトントンに話しかけられないと自分から話すことがないグルッペンだが、なんだか楽しそうだ。
ut「なんかグルッペン君にやにやしてはりますけど。なんなん？うらやましいわぁ」
sh「しゃあないやん。隣に好きな子がおったらそりゃぁにやけてまうやろ」
kn「てかアイツ、何気にトントンとしか会話できとらんやんけ！ヘタレッペンめ！！」
zm「みてみて！カブトムシおる！！」
グルッペンたちの150m程後方。話すのは、鬱、シャオロン、コネシマ、ゾムの4人。トントンにお願いして、ロボロから貰った通信機(ただしこちらの声は聞こえない)の電源を入れて貰い見守りと言う名の尾行を行なっている。
皆、バレないようにと眼鏡を掛けたり外したり普段とは違う格好をしている。
ゾムなんかは髪を束ねて、シャオロンはスカジャン、大先生は眼鏡をはずして、コネシマもいつものユニフォームではなくラフな格好。そして手にはあんぱんと牛乳。
sh「なぁ…さっきからあえてツッコまへんかったけど、なんなんそれ。」
kn「いや、なんなんてあんぱんと牛乳やん。おま、、、尾行の必需品やんけ！」
ut「最近刑事ドラマですらやってへんでそんなベタなこと…」
zm「あっ！カブト逃げやがった！」
じゃんけんで決まった尾行メンバーは、メッセージアプリのグループ(グルッペンの恋路見守り隊)で逐一状況を報告する係となった。
大先生がくだらない報告を入れ、とうとうショッピングモールに到着する。見失わないでいられて、かつ気づかれない距離を保ちながら4人も中へ入って行った。
『私お洋服見たいんだけど時間かかりそう…まず2人が行きたいところとかある？』
gr「俺はガードマンみたいなもんだから…特に無いゾ。トン氏は？」
tn「俺は本屋かなぁ、ちょっと買いたい本があんねん。」
『じゃあ本屋さんいこっか！』
ut「"目標、本屋に向かいました"っと。」
(お気に入り200記念挿絵)
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じぇーけー - めっちゃこの作品面白くて好きです！見つけるのが遅すぎたことに後悔しています……更新されたら踊って喜びます！健康に気をつけてください、！ (2022年12月12日 14時) (
レス) @page38 id: ed930c6c24 (このIDを非表示/違反報告)
漢字ノートが終わらない小学生 - 続きお待ちしております！！ 健康に気をつけてくださいね！ (2020年8月18日 0時) (レス) id: abb7299221 (このIDを非表示/違反報告)
いもこ(プロフ) - まってます (2019年4月28日 21時) (レス) id: 07d14ed038 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - いつまでも待っています！頑張ってください！ (2019年2月19日 16時) (レス) id: efe5fa3d58 (このIDを非表示/違反報告)
コネ(プロフ) - いつまでも待ってますわ！この作品に出会えて良かった！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 22e22efe5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：島津旧式 | 作成日時：2018年8月16日 9時
