【wrwrd】グルッペンでも恋がしたい！

ラブエピソードめう〜？ ページ8

ut「僕久しぶりにこんなちゃんとした飯食いましたわ先輩ぃ…」

kn「んまいわ〜！あ、ちょい俺もそれ食べたい、一口くれや！」

sh「わっ、ちょ、俺が食ってんの取らんでもまだいっぱいあるやろコネシマァ！」


俺は一人暮らしなので、こんな賑やかな夕飯は久しぶりだな。と、ついつい頰が緩む。その様子を見ていたエーミールがにやにやしながら俺に話しかけてきた。


em「なんか、恋の悩みなんやってねぇ、グルッペン君…？」

gr「まぁ…ちょっとな。」

em「Aさんなんやろ？びっくりしたわぁ、グルさんが女の子にべた惚れするとかww」

gr「エーミール氏にAさんのことを話した記憶が無いのだが…」

em「俺は人伝てに聞いたからねぇ〜」


人伝てってなんだよ怖いな。なんて考えていると、エーミールが近寄ってくる。何をされるのかわからずじっとしているとニコニコしながら "どこが好きなん？" と小声で聞いてくる。別に小声じゃなくても良いのだが…一応自分も小声で返す。

gr「だいぶ前に………俺の目を褒められてだな。なんか、その…」

em「目？えっ、それだけ？」

gr「いや、それだけという訳では無…」

os「なになに？？グルさんが恋に落ちたときのラブエピソードめう〜？」

gr「あっいや違…」

zm「んぇ！？おれもひひふぁいー！」

kn「痛い痛い！離せやシャオロン！！！俺もききだい！いででで」

sh「いででででお前こそ離せやぁ！俺やって聞きたい！！ちょ、痛っ！！！」

em「wwwみんな聞きたがってんで？」


大先生は無言でにやにやしながらこちらを見ている。殺したい。
というかまず、なんで自分の恥ずかしい話をみんなにしなくちゃいけないんだ…と思いつつ。Aさんと初めて出会ったときのことを思い出して、顔を綻ばせた。

妖怪スライディング女→←飛び入り参加

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す