【wrwrd】グルッペンでも恋がしたい！

次回、大先生死す！！ ページ18

居るはずのない声に皆が驚き、声の主へ目線をバッと送れば引き戸の前でニコニコと笑うしんぺい神がいた。
……なんか恐ろしいこと言ってるんだけど。
と皆が自分のケツに手を当て、自分とグルッペンのケツ無事を祈る。


sn「まぁ、ネコとかタチとかは置いておいて。そろそろ下校時刻過ぎちゃうよ？」


ふふ、と笑う彼に苦笑いをしつつ、時計を見れば下校時刻まであと5分もない。
しゃーないやん、今大切な話してんねん！！！見逃してクレメンス…皆が口々に文句を垂れると、しんぺい神は先程の笑顔のままだ。


sn「仕方ない…。そこまで僕と残りたいなら保健体育の特別授業してあげるからとりあえず全員ケツを…」

「「「さいならァア！！！」」」


しんぺい神の言葉を聞き終えるより先に、全員猛スピードで部屋を出ていく。未だニコニコしたままのしんぺい神はホワイトボードをつい、となぞる。

「ふふふ、消し忘れてる」


走れ走れ！と校門へダッシュする生徒を窓から見下ろすと、ホワイトボードに書かれた文字を
搔き消す。手のかかる生徒たちだなぁ、と溢れた笑みもホワイトボードの文字を見ればなんともやる瀬無いものに変わる。


sn「…グルッペン君が、あの事を知っちゃったらどうなっちゃうのかなぁ。」






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翌朝グルッペンが、生徒会メンバーから

「お前はギャップ萌えを狙うしかない！」
「Aちゃん猫好きらしいからちょっとしんぺい神とこ行ってネコになって来ぃや」
「大先生がお前にってさ。痔に効く薬やからしんぺい神と……愛のために頑張れよ(肩ポン)」
「大丈夫、コミュ障でも心配あらへん」
「あっwwwチェリッペンやんwwwwwww」


と、口々にdisられたり慰められたりしたのちしんぺい神からケツを狙われる羽目になったのは言うまでもない。






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山なしオチなし意味なし。狂気の番外編にお付き合い頂きましてありがとうございます。

本編にはなかなか出てこない人を出したくて書いたのですが兄さんが出せませんでした(涙)

ぺ神のあの意味深な言葉は追い追い解き明かされますのでご期待ください…



改めまして、沢山の評価ありがとうございました。今後もゆるゆる見てやってくださいませ！





★次回、大先生死す！！
乞うご期待！(大嘘)

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