【ユーリ!!!】勝生家の双子【ON ICE】 (ページ7)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:3,992 hit

バンケット前③ ページ7

ぼーっと言い合うロシアの選手3人が立ち去ると、ハッと我にかえったかのようにお互いに見つめ合うと、1つ頷き櫂利の部屋へと引っ込んだ

魅利『ヴィクトルさんの生ウィンクやばか！！』

櫂利『俺はあのロシアの選手が可愛かったと思う』

魅利『ミラちゃんはもちろんだけど、ロシアのユーリくんも可愛い！』

部屋へと入った二人

魅利を鏡台の前の椅子へと座らせ、櫂利はその後ろに立って髪の毛をアレンジし始める

会話の内容はもっぱら先程の3人
ヴィクトル・ニキフォロフ
ユーリ・プリセツキー
ミラ・バビチェヴァ

の話である

兄である勇利に先程のことを話したいという魅利と、ホテルの部屋の前で鉢合わせしたと言っていいものかと悩む櫂利

会話をしながらも手を止めず、着々と支度を整えていく

櫂利『ほれ、出来たぞ』

魅利『ありがとう、今回も完璧だねぇ！』

膝辺りまである魅利の長い黒髪は、今回滑った曲美女と野獣のヒロインであるベルと似たような髪型になっている

お化粧の方も、大人っぽい感じにされており魅利は鼻歌を歌い出しそうなほど気に入ったようである

魅利『さぁて！お兄ちゃんのところ行こー！』

ガシっと自身のパートナー兼兄である櫂利の腕を掴むとグイグイとひっぱり会場へと向う

そして、勇利と合流し

端のほうでお酒を飲んでいた三人だったが、いつからかその記憶をなくすのであった…