本丸�� ページ42
『？！』
噛み付くと言っても、甘噛み程度である
だが跡が付くくらい強い
甘噛みしたまま、自身の神気を混ぜるようにゆっくり渡し、満足気に離れた和泉守
そして、固まったままのAの顔を覗き込み声をかける
和泉守「お前、俺がどんな格好してるか分かってるか？」
『……っ/////！！！！』
抱きついたのは勢いだった訳だが、和泉守に言われ少し視線を落とせば、彼のたくましい胸筋やら腹筋やらが見える
そして、少し泣いたために赤い目元
なんていうか卑猥だ←
A、顔を真っ赤にさせて手のひらで顔をおおい
『ご、ごごごごめんなさいっ！！！』
物凄い吃りながら部屋を飛び出していった
和泉守「っ、可愛いかよ」
真っ赤な顔を目(ま)の当たりにした和泉守は、自分自身も顔を赤くして、片手で緩んだ口元を隠すかのように抑えるのだった
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和泉守の部屋から飛び出したAは、まだ見聞を受けているだろう第二部隊の所へ向かっていた
もちろん、顔の熱を下げようとしながら
『兄様達も和泉様も意地悪ですっ』
？「どうしたの？」
『！』
後ろからひょいっと抱き上げられたAは驚いて抱き上げた人物を見た
『髭切様、膝丸様！』
膝丸「久しいな」
髭切「第二部隊の出陣についていってたんだっけ？」
源氏の重宝と名高い、髭切と膝丸であった
刀の時は因縁の相手であった、Aと源氏兄弟だが今は仲のいい仲間である
『はい！』
髭切「ふーん？」
膝丸「腹に穴開けて帰ってきたと聞いたが？」
『ぎくっ』
髭切「(ニコッ)」
『あ、えーと、その』
髭切に抱えられ、逃げることの出来ない今どうやって話をそらそうかと必死に考えを巡らせているが、髭切がニコニコしていて怖いのだ
髭切「僕は反対したよね？」
膝丸「俺もだ」
誰だ、この二人に伝えたのっ、とAは頭の中で悪態をつく
『私は和泉様と堀川様と共にいたかったのですっ！』
髭切「僕達よりも？」
『うっ、同じくらいですけど。貴方方はお強いですが、あの二人はまだまだ未熟ですっ』
だから反対を押切ってあの二人についてったのです！、と強気でいうAだが、ふと膝丸の視線が自身の首筋に向いていることに気づいた
急いで手のひらで首を抑える
それに髭切は首を傾げたが、膝丸がため息を吐いてその手を離させた
膝丸「誰につけられた？」
髭切「んー、何かあるのかい？」
膝丸の行動に疑問符を浮かべながら、膝丸が見ている所を覗きこんだ
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道化師ロキ - もう源氏兄弟ヤバイ(いろんな意味で)髭切の笑顔・・・・・コワッ！でも好きです。活劇には鳴狐なんで出てこないんだ・・・・ちょっとしか出ないなんて・・・マイ近侍鳴狐！・・・あ、話めっちゃずれとる、この話とても好きです！応援しています！！ (2017年9月21日 17時) (
レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - アイリさん» 作者の贔屓具合が目立つ小説となっております← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» わかります！！でも、そこもかっこいいんですよね！！！← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» 遅くなりました！大典太がデレたらかわいいな、と思った末に書いてました！！源氏兄弟はちょっと我儘くらいがいいな、と思いましたw (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 木に吊るされたまま言うのもなんだけど源氏も相当セコムだな…いや...刀剣男子全員か。特に源氏と新撰組と三条 (2017年8月25日 15時) (レス) id: d7cf6a6581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルビィ@刀剣love | 作成日時：2017年8月4日 2時
