戦火�� ページ35
和泉守「ぁ…」
和泉守の声に気づいたAは、怪我した箇所を避けるように和泉守に顔を擦り付けた
和泉守「A…」
『はい』
小さく呼ばれたAは返事をした
陸奥守「急げ！船から飛び降りて陸まで泳ぐんじゃ！！」
和泉守は陸奥守の方へと向き、つぎには上半身を起こして江戸の方へと視線を向けた
視線の先
江戸の街は既に火の海とかしていた
和泉守の目を見開き信じたくない、というような顔を見たAは耳を垂らして、和泉守の視線を遮る
『和泉様』
和泉守「なんで、だよ…。なんで」
視線を下へとおとした和泉守を本来の姿へと戻り、優しく抱きしめたA
孫にするかのように優しく背中を擦る
『大丈夫ですよ、今は時間遡行軍を倒しましょう和泉様』
和泉守「…そうだな」
二人は立ち上がると刀を抜き、時間遡行軍との戦いに身を投じた
しかし、Aがいきなり止まり街の方へと視線を向けた
『蜻蛉切様…？』
刹那、あのビー玉が光り輝きAが包まれた
その光景に敵もろとも動きを止めた
鶴丸「A！！」
光がおさまり、鶴丸が駆け寄るとそこには腹部から血を流して、血を止めようと押さえるAがいた
そう、彼女のお守りは渡した相手が瀕死になるような傷を負った場合そのお守りを作った人物へ、ダメージがいき
渡した相手が折れることはないのだ
陸奥守「おまん、その傷！！」
『大丈夫ですよ、今はそれよりも時間遡行軍ですっ！！』
倒して倒してを繰り返していると
船が沈み始めた
そのため、陸奥守達は船から小船へと移ろうとしている
Aは鶴丸の肩を借り、薬研がAの傷口に手当をしている
しかし、和泉守だけは戦うことをやめない
息が上がってきているが、刀を構え直す
鶴丸「和泉守、早くしろ！船が沈む！！」
陸奥守「和泉守…？」
打刀を倒し、遡行軍に背を向けた和泉守
その表情は怒りでいっぱいだ
和泉守「テメェら、どうしてここまでして歴史を変えたいんだ…。過去に戻り罪のない人を殺め、そうまでして何を！！！」
怒りで気が散っている和泉守
そこに上から降りてきた遡行軍が攻撃をしかける
それに気づいたAと陸奥守
陸奥守「和泉守、後ろじゃあ！！」
陸奥守は声を張り上げ和泉守に伝える
Aは自身の怪我などお構いなしに、鶴丸から手を離すと持ち前の機動力で和泉守と遡行軍の間に立つ
和泉守が後ろを振り返ったと同時に、Aは陸奥守の方へと和泉守を突き飛ばした
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道化師ロキ - もう源氏兄弟ヤバイ(いろんな意味で)髭切の笑顔・・・・・コワッ！でも好きです。活劇には鳴狐なんで出てこないんだ・・・・ちょっとしか出ないなんて・・・マイ近侍鳴狐！・・・あ、話めっちゃずれとる、この話とても好きです！応援しています！！ (2017年9月21日 17時) (
レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - アイリさん» 作者の贔屓具合が目立つ小説となっております← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» わかります！！でも、そこもかっこいいんですよね！！！← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» 遅くなりました！大典太がデレたらかわいいな、と思った末に書いてました！！源氏兄弟はちょっと我儘くらいがいいな、と思いましたw (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 木に吊るされたまま言うのもなんだけど源氏も相当セコムだな…いや...刀剣男子全員か。特に源氏と新撰組と三条 (2017年8月25日 15時) (レス) id: d7cf6a6581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルビィ@刀剣love | 作成日時：2017年8月4日 2時
