守りたかったもの�� ページ24
そして、気が緩だのか、後ろに回り込まれていることに遅れて気づいたAは、慌てて防ぐも力負けし船の壁へと叩きつけられた
『かはっ』
薬研「A！」
薬研の言葉に反応を見せるAだが、口の端から血が垂れている
しかし、そんなことに構ってる暇はない、と言うように立ち上がり再び敵へと突っ込んでいく
薬研の方も倒すのが大変そうで、走り逃げている時に太ももを遡行軍の脇差に切りつけられ倒れた
薬研「ぐっ」
『薬研！！』
倒れた薬研の元へ駆け寄り、刀を振り下ろそうとする遡行軍との間に入り攻撃を防ぎ、その隙に薬研が刀を刺して倒す
だが、2人の不利な状況は変わらない
薬研「そんなに大砲がほしいか、えぇ？！」
会談を無くし、歴史改変したい遡行軍に薬研が問いかける
しかし、問に答えるはずもない
薬研「持ち上げて、海にでも捨てられりゃあいいんだが、って無理だな」
『流石に持ち上げられないよ、薬研』
薬研に冷静に返しをするA
しかし、刀の構えは解かない
Aは既に体力の限界に達しそうなはずであるが、気力だけで本来の姿でいるようだ
薬研「さぁ、いつでもかかってきていいぜ！」
『相手してあげる！！』
足を怪我している薬研を背中に庇い、唇が切れたのか口端から血を流しているAどちらも軽傷である
すると、空に再び時空の歪みが開こうとしている
『う、そでしょ』
薬研「おい、そりゃねーだろ」
2人は時空の歪みを見て目を見開いている
暫く見ていた二人であったが、時空の歪みが開ききったのを見て、遡行軍と向き直りここまで、と顔を歪めた
そして、遡行軍も仲間の援軍だと思い構えたまま、少し二人ににじり寄った
そして、二人の背後に青い閃光が落ちた
舞散るは桜の花びら、そこから現れたのは真っ白の人物
刀を素早く抜き、遡行軍2体を倒す
その姿を見た、2人は再び驚いたように目を見開く
薬研「お前」
『あ、え』
後ろから声をかけられ、流し目で後ろを見たあと向き直り明るく声をかけた
「よっ！俺みたいのが突然来て驚いたか？」
二人の驚いたような顔を見て、嬉しそうに笑う真っ白の彼は
鶴丸国永
である。
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道化師ロキ - もう源氏兄弟ヤバイ(いろんな意味で)髭切の笑顔・・・・・コワッ！でも好きです。活劇には鳴狐なんで出てこないんだ・・・・ちょっとしか出ないなんて・・・マイ近侍鳴狐！・・・あ、話めっちゃずれとる、この話とても好きです！応援しています！！ (2017年9月21日 17時) (
レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - アイリさん» 作者の贔屓具合が目立つ小説となっております← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» わかります！！でも、そこもかっこいいんですよね！！！← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» 遅くなりました！大典太がデレたらかわいいな、と思った末に書いてました！！源氏兄弟はちょっと我儘くらいがいいな、と思いましたw (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 木に吊るされたまま言うのもなんだけど源氏も相当セコムだな…いや...刀剣男子全員か。特に源氏と新撰組と三条 (2017年8月25日 15時) (レス) id: d7cf6a6581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルビィ@刀剣love | 作成日時：2017年8月4日 2時
