主の命�� ページ3
蜻蛉切が重傷者の一人の胸元を止血するように、抑えている
そこへ、薬研がやってきた
薬研「蜻蛉切！」
蜻蛉切「おぉ、薬研殿。この者の血が止まらんのだ」
薬研「どいてくれ」
蜻蛉切が血が止まらないと、言うと薬研は蜻蛉切にどくように言った
そして、自分の刀と一緒に帯刀されていた、小刀で重傷者の服を切っていく
蜻蛉切「なんと…！」
薬研「医術には多少覚えがあるからな」
蜻蛉切「和泉守殿は？」
薬研「わからん、途中まで後ろを走ってる気配はしたが。だが、すぐに来るだろう」
釣り針の用なもので、傷を塞いでいく薬研は会話をしながらも手は止めない
流石である
蜻蛉切「自分はもう一度船に戻る。和泉守殿が来たらそう伝えてくれ！」
薬研「了解だ！」
そして、蜻蛉切は再び船へと走り出した
蜻蛉切と入れ替わりで、薬研の近くに下り立ったAは傷に響かせないように慎重に怪我人をおろしていく
そんな彼女に薬研は声をかけた
薬研「A、少し手伝ってくれ！」
『分かりました！』
その言葉にAは本来の姿に戻ると薬研のサポートをし始めた
慌ただしく人助けをしていて、ふと気がつけば夕方である。
陸奥守は疲れて寝てしまっているAを膝に抱えながら悲痛そうな面持ちで壊れたしまった蒸気船を見ていた
そんな彼に一つの足音が近づいた
陸奥守「和泉守か」
和泉守「大変だったみたいだな、大丈夫か？」
それを海小屋のそばで見ていた薬研がボソリと言った
薬研「隊長は今頃登場か」
と。
陸奥守「何も言わんがか？わしのせいで歴史が変わったかもしれんぞ」
和泉守「人助けのことか？ここで蒸気船が沈むなんて歴史はそもそも存在しない。これには時間遡行軍が絡んでるはずだ」
海を見つめる和泉守と下を向きAを悲しそうな手つきで撫でる陸奥守
そして、陸奥守は最大の疑問を口にした
陸奥守「何人死んだん」
その言葉に、和泉守は陸奥守へと視線を向けた
和泉守「13人。助かった、こんのすけの調べでは歴史に大きな変化はない。今はそれでいい」
今はそれでいい、という和泉守の言葉は陸奥守の怒りに大きく触れた
陸奥守「甘いんじゃ…」
和泉守「あぁ？」
陸奥守「おまんは犠牲になった人らのこと、なんとも思ってないかが？」
不穏な空気を察したのか寝ていたAが目を覚まし、陸奥守へと視線を向けた
その陸奥守の表情にAは、目を大きく見開いた
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道化師ロキ - もう源氏兄弟ヤバイ(いろんな意味で)髭切の笑顔・・・・・コワッ！でも好きです。活劇には鳴狐なんで出てこないんだ・・・・ちょっとしか出ないなんて・・・マイ近侍鳴狐！・・・あ、話めっちゃずれとる、この話とても好きです！応援しています！！ (2017年9月21日 17時) (
レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - アイリさん» 作者の贔屓具合が目立つ小説となっております← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» わかります！！でも、そこもかっこいいんですよね！！！← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» 遅くなりました！大典太がデレたらかわいいな、と思った末に書いてました！！源氏兄弟はちょっと我儘くらいがいいな、と思いましたw (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 木に吊るされたまま言うのもなんだけど源氏も相当セコムだな…いや...刀剣男子全員か。特に源氏と新撰組と三条 (2017年8月25日 15時) (レス) id: d7cf6a6581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルビィ@刀剣love | 作成日時：2017年8月4日 2時
