守りたかったもの�� ページ20
任務2日目
1人船で見回ることを和泉守から言われた蜻蛉切は、日が出る前に宿を出ていこうとしていた
そこへAが駆け寄ってきた
『蜻蛉切様！これ持っていってくださいませ！』
蜻蛉切「これは？」
Aが蜻蛉切に差し出したもの、それは彼女の手のひらに収まるくらいの大きさのお守りであった
『私の中にある狐の神気で作ったお守りです。絶対にお役に立ちますよ！』
蜻蛉切「そうか、お守りか。では、ありがたく受け取ろう」
Aからお守りを受け取った蜻蛉切は、Aの頭を数回撫でると、行ってくる、と言って宿をあとにした
『いってらっしゃいませ』
小さくなる背をAはじっと見つめるのだった
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そして、この日も朝早くから勝海舟の動きを見て、遡行軍が現れないか見ていた第二部隊
和泉守と薬研は、勝海舟の乗った籠をバレないように後をつけ
堀川、陸奥守、A、こんのすけは昨日の屋根の上で屋敷を見ていた
『静かですね』
堀川「朝早いしね」
勝海舟の屋敷を見ながら会話するAと堀川の後ろで陸奥守が声を上げた
陸奥守「あむっ、うーんっ！！うまいっ！！」
『それ、何個目ですか？』
陸奥守「どうじゃったかの？もう覚えてないぜよ！Aも食べるかや？」
陸奥守は朝ごはんである、握り飯を頬張っていたのである
そんな彼を苦笑い気味で見ているA
『いえ、見てるだけでお腹いっぱいなので遠慮しますよ』
陸奥守「ほうか！」
そんなやり取りをしていると和泉守と薬研が、勝海舟が屋敷についたのを見届けてから、屋根の上へとやってきた
堀川「お疲れ様！」
『お疲れ様です、お二方！』
和泉守「おぅ。どうだ？」
陸奥守「なんちゃー、かわらん」
何か変化はあったか、と一言で聞く和泉守に陸奥守が返事をする
もちろん、握り飯を食べながら
蜻蛉切はと言うと、船の漕ぎ手に変装して川から屋敷を見て回っている
和泉守「今日が会談の最終日、必ず時間遡行軍は行動を起こす。会談の終了は夜五つ半。」
堀川「遅いんだね」
和泉守「それまでここを守りきるぞ」
5人とこんのすけは屋根に思い思いのの格好で蔵屋敷を見ている
Aは狐の姿で陸奥守の肩に乗っている
和泉守「とは、言ってもここで雁首揃えて見張ってるのも芸がねぇ」
陸奥守「散歩がてら、見回りに行くか？」
和泉守「それもいいが…こんのすけ」
少し考えてから、和泉守は視線をこんのすけへと呼びかけた
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道化師ロキ - もう源氏兄弟ヤバイ(いろんな意味で)髭切の笑顔・・・・・コワッ！でも好きです。活劇には鳴狐なんで出てこないんだ・・・・ちょっとしか出ないなんて・・・マイ近侍鳴狐！・・・あ、話めっちゃずれとる、この話とても好きです！応援しています！！ (2017年9月21日 17時) (
レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - アイリさん» 作者の贔屓具合が目立つ小説となっております← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» わかります！！でも、そこもかっこいいんですよね！！！← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» 遅くなりました！大典太がデレたらかわいいな、と思った末に書いてました！！源氏兄弟はちょっと我儘くらいがいいな、と思いましたw (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 木に吊るされたまま言うのもなんだけど源氏も相当セコムだな…いや...刀剣男子全員か。特に源氏と新撰組と三条 (2017年8月25日 15時) (レス) id: d7cf6a6581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルビィ@刀剣love | 作成日時：2017年8月4日 2時
