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着物を脱いで私服に着替える。
「うわ……今日に限って可愛くない格好だし」
本当に来るんだろうか。
一応、髪型を仕事用からいつものに戻す。
「行ってみなきゃ始まらないか」
外の風は冷たい。
一枚厚手の上着を持ってきて助かった。
駅まで歩いて15分とかからない道を、ゆっくりと歩いてみた。
マンション、不動産、飲食店。
いつもと変わらないのに、なにか変わってる気がした。
和○の前に着き、手袋に息を吹き掛け待つこと数十分。
目の前から、背が高くスタイルの良い男性が走ってきた。
横には、サーモン君(ヒラ)。
キヨ「わりぃ！ 待たせた！」
「来ないかと思ってt……ましたよ。サーモン君、じゃなかった、お連れのかた息切れ凄いですけど」
ふふ、と笑いながらハンカチを渡すとサーモン君は、ありがとう、とへらっと笑った。
あれ？ もしかして。
「この方、お酒飲まれました？」
キヨ「お、わかる？」
「お店では、笑ってくださいませんでしたから。あとのお二人は？」
キヨ「後から来る！ 女一人待たせるのわりぃし、置いてきた！www」
「はぁ……」
本当にこどもみたいに笑うなぁ。
ヒラ「ねぇ、Aちゃん」
「はい？ はい！？」
ヒラ「うわっ。なんでびっくりするの」
いや、だっていきなり名前は！
あ……そっか、この人達は私の名前しか知らないのか。
キヨ「てか寒くね？ 先中入る？」
「あ、はい。どちらでも」
キヨ「りょーかーい」
ポケットから携帯を取り出すと、あの緑のアプリを開いていた。
キヨ「連絡もしたし。んじゃはいろーぜ」
ヒラ「はーい」
平日の夜だからかそんなに混んでは居なかった。
背の高い男性は5人と店員に言うとそこそこ大きい席に通された。
キヨ「Aはなに飲む？」
「あ……カシオレ、で」
アルコールは好き。でも、ビールとかワインとかはあんまり好きじゃない。
甘いカクテルとか、日本酒、とか。
キヨ「んじゃあ、ビール３つとウーロン茶とカシオレで。いやーやっと飲めるぜぇ！www」
「お店では飲まなかったんですか？」
キヨ「うまい肉食ってるときは飲まねーんだ」
「へぇ……」
ヒラ「ねぇAちゃん」
「はい？」
ヒラ「隣り座って良い？」
「ど、どうぞ……？」
なんだろう、お酒のせいかよけいかわいさが増してる。
飲み物が着くと同時に二人も合流した。
キヨ「んじゃあ、自己紹介な。俺、清川」
ヒラ「平舘だよー」
フジ「藤原でーす」
こーすけ「高山です、よろしく！」
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千代(プロフ) - 綾波夜見さん» カタカナで表そうとするメァリーが正しい見たいです！ ご指摘ありがとうございます！ (2017年5月28日 9時) (
レス) id: 032d8a5e63 (このIDを非表示/違反報告)
綾波夜見(プロフ) - marryはメアリーだったような…？間違えてたらごめんなさい!!!! (2017年5月27日 10時) (レス) id: cb6f79886b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千代 | 作成日時：2017年3月3日 11時
