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まだキヨ目線

何度も目をぱちぱちさせて、荒く息をはく。

キヨ「大丈夫か?」
「ん……」
キヨ「……」

俺らしくねぇけど……すげえ心配。

「キヨ、お粥食べたい」
キヨ「食えんのか」
「うん、お腹すいた」

先程よりも楽になったのか、微笑んでいる。

そのあとAは少しだけ粥を食べて、冷えピタ貼って、楽になったようで携帯を弄ってる。

キヨ「……もうおせぇし、寝れば? 睡眠大事だぞ」
「んー……」

充電器を携帯に差したAは、俺の服の裾を引く。

キヨ「あー……わかったよ。ほら行くぞ」

Aの腕を引き、ベットへ向かう。

ベットにAを寝かせて……どうするか。

腕を組んで仁王立ちして考えてみる。
目の前には暖房のリモコン。

俺は極度に寒くなきゃ暖房つけたくないんだけど、病人がいるから仕方ないか……。

28度、強風。

……ん?
目の前には黒色の猫。

キヨ「なにこれ」

とりあえず上を掴んで持ち上げてみると、加湿器だったようで水が少しだけ入っていた。
暖房つけると乾燥するんだっけ。

めんどくさ……。

俺は加湿器の水タンクを持って洗面所へ向かった。

キヨ「……うぜぇー」

洗面所には、ピンクの歯ブラシと、青の歯ブラシ。
俺のだったらうざいとか言わねぇからな。
大方、あの幼馴染の分だろう。
大家が家主居なくても上げるぐらいだ、頻繁に来てんのは察しがつく。

それでも、うざい。

キヨ「……ぁ……うわ、見なきゃ良かったー……」

視線の先には、明らかに種類の違う買い足しました感満々の収納ボックス。
チラッと開けると、男物のパジャマ。

…………いや、Aと幼馴染の奴がそういう男女関係無いのはわかってっけど。
それでも、やっぱりうぜぇ!!!

俺は少し(と言うなのかなり)乱暴に水をタンクに入れた。

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千代(プロフ) - 綾波夜見さん» カタカナで表そうとするメァリーが正しい見たいです! ご指摘ありがとうございます! (2017年5月28日 9時) (レス) id: 032d8a5e63 (このIDを非表示/違反報告)
綾波夜見(プロフ) - marryはメアリーだったような…?間違えてたらごめんなさい!!!! (2017年5月27日 10時) (レス) id: cb6f79886b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千代 | 作成日時:2017年3月3日 11時

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