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家につく頃には夜中2時30分を示していた。

キヨ「あー……暖房きかせてたからねみぃ……」
「んー……ねよーか」
キヨ「だなー」

先にベットに入ったキヨは、何も言わない。
けれど、毛布が半分ほどめくられたまま。

「……」
キヨ「なにしてんの?」

私が突っ立ってるからだろう。
苦笑された。

キヨ「寒いんだけど。さっさと来い」
「シ、シツレイシマス……」
キヨ「キモwww」
「なっ! もう!w」

身長差のせいだろうか。
後ろを向くキヨの背中にちょうど私の頭がある。

「……ね、キヨ」
キヨ「……ぁ……なに?」
「ごめん、眠いのに。なんでもない……」
キヨ「言っといてやめんじゃねぇよ」

キヨはぐるりとこちらに向き直った。

「…………もう大丈夫」

こっち向いてほしかった、なんて言えない。
言う変わりに、ペタッとキヨにくっついた。

キヨ「? ……あぁ……なるほど」

片手で頭を、片手で背中を。
暖かい……。

キヨ「……おやすみ」
「ぅ……ん」







ヒラ視点

ヒラ「……ふぁぁ……よく寝た……」

どこだここ。あ、キヨん家。そうそうマイクラとったんだ。
時刻は七時。

ヒラ「うわ」

目に入ったのは、バカップル。

ヒラ「爆発しろー爆発ー」

すごい、幸せそうに寝るなぁ。

フジ「んー……? ヒラぁ? 起きたの……」
ヒラ「ジーフーおはよー」
フジ「おはよー……」
ヒラ「今日なにすっべ」
フジ「んー……」

あ、駄目だ。フジまだちゃんと起きてないや。
脳みそ動いてないみたい。あほの子になってる。

フジ「あ……じゃあスノボーでも行く?」
ヒラ「滑れるやついたっけ?」
フジ「……居ない」
ヒラ「やめようぜー」
フジ「じゃあなにさー」

覚醒したらしく、洗面所へ向かっていった。
あ、俺も顔洗ってないや。

ヒラ「待ってーフジ。俺もー」

まーぐーたら家にいてもいいしなぁ。

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千代(プロフ) - 綾波夜見さん» カタカナで表そうとするメァリーが正しい見たいです! ご指摘ありがとうございます! (2017年5月28日 9時) (レス) id: 032d8a5e63 (このIDを非表示/違反報告)
綾波夜見(プロフ) - marryはメアリーだったような…?間違えてたらごめんなさい!!!! (2017年5月27日 10時) (レス) id: cb6f79886b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千代 | 作成日時:2017年3月3日 11時

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