17 ページ19
三人は一時間ほど他のゲームをしたあと、やっとマイクラを取り始めた。
なんかのほほんとした雰囲気の中にいたら眠くなってきた。
キヨ「ねみぃの?」
「なんだろ……さっきまで寝てたのに……」
キヨ「眠いなら寝ろよ」
ぐい、と頭を肩に押し付けられた。
ここで寝ろ、と……?
「……ん」
でも、なんか安心する……。
フジ「キヨ、くっついてたいのもわかるけどさー、Aちゃん寝づらいでしょーw」
キヨ「あー……確かにそれもそうか……Aベット行くぞ、ホラ」
「んー……」
なんだろ、ふかふかだ。
ベット……?
あ、キヨが離れてく。
「キヨー……ぎゅー、して」
キヨ「…………」
無言で抱き締めてくれる。
暖かい…………。
ヒラ「爆発しろ(ドス声)」
キヨ「……おいA電話きてる」
「えー……?」
スマホの表示には、大毅の名前。
「ごめん、出てくるね」
なんだろ、キヨがまた眉根を寄せてる。
「……はい、もしもし? どうしたの」
大毅『あA? 今仕事先なんだけどさ。ここ羊羮とか有名らしくて、食うなら買ってくけど』
「本当!? うん、食べる食べる!」
大毅『元気だなーあいかわらずwww おっけー…………なんか騒がしくね?』
「え? ああ……友達が来てて」
大毅『俺以外に友達いたんだww』
「いるわ!w」
大毅『初耳初耳w』
「なんだしそれw って……キっ」
キヨっ!?
身長をいかして、頭に腕を置かないで。
キヨ「だれ」
「幼馴染ー」
大毅『A? どーした、大丈夫かー?』
「あ、うん。大丈夫。とりあえずよろしくね!」
大毅『はいはーい』
電話を切ると、不満そうなキヨ。
「……えっと、今のは幼馴染で」
キヨ「男」
「いや、うん。そうだけど……幼馴染、だし」
キヨ「ふーん……。なあA。俺はお前の彼氏のつもりだったんだけど」
「へ? ……ああ、多分今言うと質問攻めに合うから、会ったら言おうと思ってて。大毅も最俺知ってるから」
キヨ「……ふーん。まぁいいや」
くい、と首を横に向かされる。
「なに……っん、ぅ」
ちょ、リビングの扉開いてるのにっ……。
だめ。頭、とける。
キヨ「お前は俺だけ見てればいいんだよ」
ぶっきらぼうに言って、リビングへ戻っていった。
後を着いて戻ると不自然に顔を反らずフジ達。
キヨ「……見ただろ」
フジ・ヒラ「な、なにをっ?(裏声)」
キヨ「嘘つくの下手かっ! お前らもAに手ぇ出したらぶっ殺すかんな!」
フジ・ヒラ「ださねぇよ!w」
(・∀・)ノ
仕事の立場が変わって時間がとりにくくなってる……更新頻度落ちます!
申し訳ない!
54人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千代(プロフ) - 綾波夜見さん» カタカナで表そうとするメァリーが正しい見たいです! ご指摘ありがとうございます! (2017年5月28日 9時) (レス) id: 032d8a5e63 (このIDを非表示/違反報告)
綾波夜見(プロフ) - marryはメアリーだったような…?間違えてたらごめんなさい!!!! (2017年5月27日 10時) (レス) id: cb6f79886b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:千代 | 作成日時:2017年3月3日 11時