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ｰ４３ｰ ページ19
翔｢俺、本当はAちゃんのこと好きなんだ。俺が助けたのも好きだからだよ。俺ならどんな理由でも泣かせない。だから、まだ一緒にいたい。｣
抱きしめていた手が震えていた。
｢翔…くん…｣
泣きそうになって声が震えてしまった。
泣くな。
私が泣くのはおかしい。
私より辛い思いをしてるのはきっと翔くんだから。
その時、抱きしめられてた手が緩んだ。
翔｢ごめん。変なこと言って。この関係は終わりにしよう。自分の気持ちちゃんと伝えておいで。｣
優しそうに微笑んでくれた。
今までどんな気持ちでそばにいてくれたんだろう…
翔｢そんな顔すんなよ…これからも生徒会頑張ろうな。頑張って気持ち伝えてこいよ。｣
｢本当にありがとうございます。翔くんに出会えて良かったです。｣
翔くん、背中を押してくれてありがとう。
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作者名：さー | 作成日時：2019年7月14日 21時
