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ｰ４１ｰ ページ17
言葉が詰まったりして喋るのが遅くても次の言葉を待って私が話を終るまで静かに聞いてくれた。
智｢今、Aはどうしたいの？｣
｢謝りたい。それと好きだって伝えたい。でも、酷いことたくさんしてきたから話を聞いてもらえるか…怖い…｣
智｢怖いのは分かるよ。でも、二宮くんは、何回も声かけたり告白してくれたんでしょ？きっと、二宮くんだって怖かったと思うよ。だから次は、Aの番じゃない？｣
智お兄ちゃんのおかげで決心がついた。
｢頑張ってみる。話聞いてくれてありがとう。｣
二宮先輩に謝りたい。
でもその前に話をしなきゃいけない人がいる。
自分の気持ちを伝えなきゃ…
翔くんに。
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作者名：さー | 作成日時：2019年7月14日 21時
