46 10階分ダッシュ ページ3
モビーナ「きゃあああ!爆発よ!」
快(ば、爆発?!)
(こんな仕掛け作ったっけ?!)
快「A、大丈夫か?!」
快斗は心配してAをインカムで呼んだ。
『大丈夫だ、よっ!』
Aは快斗と待ち合わせしている場所へ向かっていた。
(階段をダッシュとかキツイって!!)
快「なるべく早く来い!星、何処で爆発が起こったかニュースでやってねぇか?」
(星にも繋がるのこれ?!)
星「ドームの左側だ!お前ら大丈夫か?!」
快(入り口付近か…)
『大丈夫!』
快「おっけ、サンキュー星!取り敢えずAは待ち合わせの場所へダッシュで来い!」
『もう既に向かってます!!』
ーーー
赤井side
赤「ボウヤ、聞こえるか?」
コ「聞こえるよ!そっちは大丈夫?」
赤「あぁ、どうやら入り口付近が爆破されたそうだ。」
コ「らしいね…A姉ちゃんは見つかった?」
赤「今から階段を探すところだ。客の非難は警察が誘導してくれるだろう、此処の警察は優秀だからな。」
コ「わかった!僕も探し続けるよ!」
2人は足を止めることなくAを探した。
ーーー
快斗side
(Aの奴遅くねぇか?確かに階段は10階分くらいあるけどよ…取り敢えず爆発に巻き込まれてないだけよかった…)
タンタンタン
ガチャッ
『持ってきたよ!』ハァハァ
快「A?!生きてるな!」
『なぁ↑にぃ⤵が「生きてるな!」ですか?!ハァ…ダッシュで登らせてさ!この衣装重いんだからね?!危うく呼吸困難で他界する所だったよ?!』
快「でも生きててよかった!」ガバッ
『ちゃ、ちょっ、汗だくだから抱き付かないで!』
快「いーの!」
『はぁ…それでその宝石どうするの?』
快「みしてー」
Aは「パラスの薔薇」を快斗に渡した。
A(やっぱ何度見ても綺麗だなぁ…)
快斗は宝石を月にかざした。月蝕によって僅かに照らされたアテナライトは美しい輝きを放った。
(…光った?)
月の幽かな光に照らされた刹那、アテナライトの中心部が燃え上がるように煌めいたのだ。
『快斗〜、月にかざしても今は月蝕だよ?』
(…気のせいか。第一
『快斗?』
快「お、おう…いつもの癖でな!んじゃもう用も済んだ所だし、帰ろうぜ〜」
『あっ!ドレス下に忘れてきた!』
快「おい…急いで取ってこいよ?」
『本当ごめん!』
快「へいへい、行ってら〜」
Aは再びダッシュで階段を降りていったのだ。
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真世(プロフ) - 浄化の矢さん» 使用していた端末の不都合や編集パスワードを忘れてしまうなどのハプニングでいつの間にか3ヶ月…長らくお待たせしました! (2021年6月17日 22時) (レス) id: 912bfaa0d6 (このIDを非表示/違反報告)
浄化の矢(プロフ) - 更新楽しみにしてました。逆トリップしたままの安室さんはいったいどうなるのか…楽しみです (2021年6月17日 22時) (レス) id: 417c3b53ab (このIDを非表示/違反報告)
真世(プロフ) - 毬莉さん» 読んでいただきありがとうございます!これからもちょいちょいベル姉出そうと思っているので、楽しみにしていてくださいね! (2020年12月20日 14時) (レス) id: eb4ccdeb30 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - お初お目にかかります!私ベル姉が大好きでベル姉の優しさが骨に染みます!更新頑張ってください! (2020年12月19日 0時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
真世(プロフ) - 浄化の矢さん» 赤井さんが居るかどうかは先程更新したので見てみてくださいね! (2020年12月6日 18時) (レス) id: f0715ea453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真世 | 作成日時:2020年10月7日 23時