実弥と無一郎の怒り ページ6
Aside
不「それよりA、さっきから思ってたんだけどよォお前腕どうしたんだァ?」
急に話題を変えてきた不死川さん。しかも私の腕の傷について。
『な、なんでもないですよ!少し擦っちゃって...』
私がそう言って誤魔化すと不死川さんじゃなくて無一郎くんが反応した。
時「嘘ついてる事丸わかりだよ?擦っただけじゃそんな血だって出ないよ。A、ほんとにどうしたの?」
無一郎くんと不死川さんは私が嘘ついてる事もわかってるみたいで何回も嘘つくなって言ってきた。そんな2人を見てたら私は口からポロッと何があったかを話してしまった。
『信じて貰えるか分からないけど...____________』
『って事があったの』
そう言って私が軽く笑うと無一郎くんと不死川さんは驚いたような顔を、怒ってるような怖い顔をし始めた。
不「んだとォ!?七華に刀で切られただァ?!」
『うんっ...だけどちょっと切られただけだから大丈夫だよ!心配しないで...』
とか言いながら泣き出してしまう私。
『あ、あれ?私、なんで泣いてるんだろ?柱なのにこれくらいで泣くなんて...馬鹿だよね...』グスンッ
私がそういうと無一郎くんは私を強く抱きしめた。
時「A、ごめんね、もっと早く気づいてあげれば良かった...」
無一郎くんはそう言って謝るけど無一郎くんは何も悪くない。
『ううん、無一郎くんは何も悪くないよ。だから謝らないで?不死川さんもそんな顔しないで?』
不死川さんは口には出してなかったが何を考えてるかはすぐにわかった。
実弥side
Aから腕を切られたと言われた時とてつもない怒りが湧いてきた。それも俺だけじゃないだろう。時透も同じはずだァ。
その後にこいつは辛かったの泣き出してしまった。こいつの泣き顔を見てしまった俺はとてつもない怒りがさらに湧いてきた。
自分が好きな女にこんな顔をさせた。綺麗な腕に傷をつけてしまった。
いや、今の俺は七華に対してものすごく怒っている。Aにこんな顔をさせたあいつを俺は許さねぇ。
無一郎side
A...ほんとに傷の事もっと早く気づいてあげれば良かったね。ほんとにごめんね...
僕はAと不死川さんの事、1番好きだから2人には傷ついて欲しくなかった。
だけど...男の不死川さんならまだしも。女のAを傷つけてしまったのは...
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オタク女 - 更新ファイト! (2020年12月10日 18時) (レス) id: f9d70b554b (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - 私もこの小説大好きです!(*´ω`*)更新頑張って下さい! (2020年6月30日 22時) (レス) id: 183b8fca88 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 面白い!!実弥推しなので嬉しいです!!こういう系見たかったです。更新楽しみにしています。 (2020年6月26日 2時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)
氷乃(プロフ) - 猫さん» ほんとですか〜!?そう言っていただけると凄く嬉しいです〜(TT)ほんとにありがとうございます! (2020年6月17日 22時) (レス) id: 50d785f1b7 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - ヤバイ…不死川さん格好いい!!めっちゃ惚れる!! (2020年6月16日 23時) (レス) id: 1368123178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷乃 | 作成日時:2020年6月15日 20時