能力値 ページ15
【能力値】
魔力量…A
元々持っていた魔力は人より少ない方だったが、魔法を頻繁に扱ううちに徐々に増えた。それでもS評価にはならずA評価程度。全ての未来を見通すなんて魔力は到底持たない。が、見る必要がある未来を限定し、魔法を制御することでピンポイントに重要な事柄の情報を得ていたり、それによって誰かを導いたりするため、姓になぞらえて「ラプラスの悪魔」と呼ばれて人間からは恐れられているらしい。それくらい魔法の制御や調節といった細やかな技術に長けている。
スピード…B
悪魔と直接戦闘する者ではないためそれなり程度。ただ逃げ足は早いし、見えた攻撃を避けられる程度の速度は持っている。
パワー…C
平均。過度に弱くもないが強くもない。人間のある程度にだったら勝てるかもしれないが、悪魔には到底敵わないというくらい。彼は前線に立つ者ではなく、その者たちを支える役割だから、パワーはそこまでなくてもいいと考えている。
耐久力…E
そもそも生まれ持った魔法が攻撃にも防御にも使えない代物だったため、耐久力はさほどない。どころか普通に致命傷を喰らえば死ぬ。だからこそ未来を読んで避け、大きな傷は作らないようにしている。そもそも彼は前線に立つ者ではないので、耐久力はそこまで必要ではない。
魔力耐性…S
魔力に対する拒否反応がほとんど出ない。理由は他社の魔力の波長や性質をまるで澄んだ水のように、どんなものにも合わせていくことができるからである。この技術は本人の努力によって習得したものだが、元々そこまで拒否反応が出ない体質であったことも関係している。流石に余裕がないときもあるが、大抵の相手とは合わせることができる。制御は割と繊細かつ自由自在なので、相性の悪い魔力波長を持つ者の間に立って調整の役割を請け負うこともあるかもしれない。
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作者名：氷渡ミオ | 作成日時：2022年8月5日 8時
