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P07 6月4日 ページ8
あれから数週間。
AIは特に目立った反応を見せず、ただただ私達が入力した問題を解析している。
何かきっかけが必要なのだろうか？
私達ではAIの考えていることを理解することは出来ない。
AIが自ら我々とコンタクトを取ってくれないことには…
恥ずかしい話だが、我々の研究はこのAIに頼りきらない限り完成しないと結論づけられた。
元々のコンセプトが機械を用いるものである以上それは分かっていたのだが…
やはり多少のショックは私を含め研究員全員にあるようだ。
しかしそれで次の方針が決まったのも事実だ。
これからはAIに余計な情報を無闇に入力するのを避け、どうすればAIが我々に喋りますかけてくれるのかを考える。
前例がある以上必ずなんらかのきっかけがあったはずだ。
明日はその時の様子を纏め、再現してみよう。
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明里香(プロフ) - エピローグじゃなくて、プロローグです。 (2022年10月20日 23時) (携帯から) (
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作者名：シロリス | 作成日時：2013年11月18日 23時
