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三百七十七話 ページ48

弓景「…なんでテメエ避けられてんだ?」

吊戯さんがいなくなって少しすると、弓景さんが言った。

真昼「え!? 今の、俺避けられたんですか!?」
盾一郎「吊戯と何かあったのか?」
真昼「えっ…いや…えと、昨日の夜…」

私からは、避けるというより前より絡まれていたように見えた。
昨日の会話で仲良くなったのかと思ったけど…
その逆らしい。

真昼「き…傷を見ちゃった…のと
 夕飯に誘ったくらいで…」
A「傷?」
真昼「呼びにいったら浴室で寝てて…そのときに」
盾一郎「な?」

戦っているんだから傷くらいはあるだろう。
でも反応からしてちょっと違うようだ。

弓景「ったく、まあなんでもいいけどよ
 じゃあこれ仕事
この前の報告書届けて来い」
真昼「え…;」

クリップでまとめられて束になった書類を渡される。
働かせてもらうと言った手前、断り辛い。

誰に届けるか や、届ける人はどの辺りにいるかを
教えてもらってから事務室に行く。


.


真昼「このフロアでいいんだよな?」
A「たぶんあってる…と思う」

エレベーターで上がってから、指定の人がいる階へ着いたものの
角を曲がっても同じような廊下があるばかりで、迷いそうである。
実際私は迷ってて、兄ちゃんに着いてってる。

「最近演習場の使用許可取ってるよね
 なんで?」

教えてもらった部屋を目指していると、女の人の声が聞こえた。

こっそり角から覗き見ると、露木さんと鋳掛屋さんがいる。

露木「実験に使うんです」
鋳掛屋「一人で? 実験なら私達と一緒にやろうよ」
露木「…あなたには関係ないでしょう。早くキーを…」
鋳掛屋「関係あるよ! 同じ班なんだから」

段々口調に力がこもっていった。
修羅場っぽい。
手に持っているカードキーを渡さまいと、自分のほうへ寄せる。

露木「俺は望んで開発班にいるわけじゃない!」

その行動を見て、露木さんは手から無理矢理奪い取った。
声に驚いて覗いていた顔を引っ込める。
完全に見ちゃいけなかった。

ゆっくりとバレないように再び覗くと、
露木さんはもう去っていった後だった。

しかし、今度はこっちの心情が修羅場になる。
鋳掛屋さんがこちらに歩いてきたのだ。

このままだと隠れていても、こっちにきているのだからいずれバレる。
だったらいっそ行ってしまったほうがいのか。

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設定タグ:SERVAMP , 城田真昼   
作品ジャンル:アニメ
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識玖(プロフ) - ハムハムさん» コメントありがとうございます!いえいえ、ご指摘いただけて嬉しいですm(_ _)m 今現在、必要な部分を一巻から多めに書かせていただいております。アドバイスなどありがとうございました! (2016年9月23日 19時) (レス) id: ec5b32c672 (このIDを非表示/違反報告)
ハムハム - あと夢主を多くだすなら漫画の場面全て書くのではなく、夢主の行動がわかる必要な部分をなるべく書くようにするといいとおもいます!更新頑張って下さい! (2016年9月22日 21時) (レス) id: 895fe76255 (このIDを非表示/違反報告)
ハムハム - いつも楽しく読ませていただいております!355話のフードを咥えさえる理由何ですが“痛みに耐えるため”ではなく“舌を噛むことを防ぐため”です!ハツコメなのにいきなりの指摘で申し訳ありません! (2016年9月22日 21時) (レス) id: 895fe76255 (このIDを非表示/違反報告)
識玖(プロフ) - マリモルンさん» コメントありがとうございます!やはり妹さんの出番少ないですよね; 無理に入れると矛盾が生じてしまうのが怖いので、なるべく発言は心の中にしていました・・・せめて真昼などの身近な人達と一緒のときはなるべく話させるようにさせていただきます! (2016年2月11日 19時) (レス) id: ec5b32c672 (このIDを非表示/違反報告)
マリモルン(プロフ) - いつも読んでます!!でも少し欲を言うならもう少し夢主を出していただけると嬉しいです。夢小説なのでその主人公が出ていないのは夢小説と言えるのでしょうか...意見してしまい申し訳ありませんでしたこれからもがんばってください! (2016年2月11日 7時) (レス) id: 5e0941f9d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:識玖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/silky04062/  
作成日時:2016年1月30日 22時

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