桜のような君 story1

５話 ページ5

今、どういう訳か引っ張られながらその人の高校？に向かってます







「えっとー……」






喋りかけようとするけど、結局何て言っていいか分からなくて



......困った！







??「君ってさーどこの高校行ってんの？」




その人が急に口を開いた、

多分距離詰めるの上手いタイプの人間だ







「......。」









??「何その顔…もしかして俺のこと不審者だと思ってる？」







「いえ別に…助けて頂きましたし、」







??「じゃ何故なーんも喋ってくんないの。」








「いやいや……知らない人に何か聞かれても何も答えないです。私、良い子なんで。」









??「何、良い子って……あはは笑笑

やっぱ君、面白いね？」







「さっき会ったばっかりの人を面白い呼ばわりして…失礼ですっ。」









何、この人




さっき会ったばっかりなのに、すごい親近感


今も普通に楽しくお喋りしちゃってるし、、、








シルク「ごめんごめん笑

シルクっていいます。よろしく。









......これで知ってる人っしょ？笑」









「シルク......さん。」








シルク「おう。」









「......A。魚高校の２年生。」









シルク「……え？」









気づいたら、名前も高校も、ましてや学年まで話していた









......え、何で？
私まだこの人の名前しか知らないのに



何で喋った、？







「......知ってる人だから。」









何言ってんの、私。





この人といると何か調子狂う









シルク「あのー......さ｣









その人の声でハッとした









......ふと辺りを見ると、そこには馴染みのある景色が広がっていた









「え何で魚高校にいるの？？？」

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