シルクロードにドッキリするだけの短編集

絶対押すなボタンドッキリ？ ページ31

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絶対押すな！

と書かれたボタン




これが机に置いてあったら

諒は押しちゃうのかな？




と、疑問に思ったので

ドッキリ…というか、

検証をしてみたいと思います！

もちろん、カメラをセットして




まぁ、押してもケツバットとかはしないんだけど…

これはドッキリになるかな？

逆に…いいことをしてあげよう




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「ただいま〜」




マサイの部屋で撮影をして帰ってきた諒

さて、ボタンを押すのか！？

私は別室でモニター中




「え、懐かし、このボタン」




お、触ってるぞ〜？押すか！？押さないのか！？




「Aのことだかんな〜、なにしてくんだろ」




まさかいいことしてくるなんて思わないよね〜？




「…あ〜、なにしてくんのか気になるから押す！」




ボタンの前で悩むこと約5分

やっと押してくれるみたい！！




ポチッ

デデ〜ン 全員アウト




よし！！私の出番〜！！




「シルクロード！！覚悟しろ！！」

「な、なんだよw」




完全におもしろがってヘラヘラと笑う諒

そんな顔できるのも今のうちだぜ！！

そのまま諒に近付き、しゃがんだ




「まじで、なにすんのw」

「ん？ばつとして…」

「は？っん…」

「おーしまいっ」




いやｗｗ顔ｗｗｗ顔がｗｗｗ

諒、やばい顔してるよｗｗｗ




いいこと、それは私からのキスだよ〜！！！




「はっ！？これ罰！？」




モニター前に戻るとアタフタした様子の諒

私からなんてあんまりしないからかな

諒、ニヤニヤしすぎだよ




しばらくして、落ち着いたのか、

またボタンと向き合いだした

あ、これ、また押すつもりだな？




デデ〜ン 全員アウト




また諒にキスする為、しゃがむと

ニヤニヤが収まりきっていないお顔




「はい、ばつね。」

「ん…もうあっちには行かせねぇ！！！」

「え！？ちょっ！」




体制を崩され、諒に倒れ込んだ




「こんなの、罰じゃねぇんだけど」

「じゃあ、ケツバットがよかった？」

「それは嫌ｗｗキスがいい」




この検証の日から何かと絶対押すなボタンを押されるようになった…が、

キスはもうしてあげないからね！！！(多分)




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