愛と友（過去） ページ8
シルクside
授業が終わり俺はAを待っていた。
自分が使っていた机を俺は軽く掃除し、ものを整理した。
この後はついに、あいつが家に来る。
なんというワクワクなんだろうか。
俺は授業もあまり参加していなかった。
すると、Aが俺の目の前に姿をあらわした。
A「おまたせ。シルク早いよねーいつもじゃっ行こうか！イケイケー」
赤色のリュックを持ち、小さく飛び跳ねてノリノリなA
俺は背中を押され、扉から追い出されるようにされてしまった。
シルク「わかったから押すのだけはやめろw」
A「えー、大丈夫でしょ？シルク格闘技習ってたんだし。」
シルク「だからって階段から落とされたことはねぇよ？」
A「Σ(￣ロ￣ゲッ!!見抜かれるとは、」
しばらくして大学院から出た俺たちは、自転車置き場へと向かった。
A「あ、待ってまさか、君は自転車な件？」
シルク「あぁ、いつもそうだよ。」
A「ごめんなさい今日私歩きです」
Aが俺に向かって謝った。
シルク「えぇ、家近いの？大学から。」
A「いやまぁ近いっちゃ近いんだけど、今日だけ私歩きできちゃった」
シルク「てめぇふざけんなよwまぁいいや俺押してくから。」
A「ありがとうございます」
シルク「なぜ敬語。w」
俺は自転車の鍵を外した
学校側を歩き、俺の家方面へと向かっていく。
今日は親が来ない日だから、良かった。
自分の家に呼ぶのはあまり好きじゃない。
だけどこいつは別。
何故かって？
俺はこいつが好きだから。
俺はこいつの事が愛してやまねぇから。
こいつを
誰にも渡したくねぇから。
しばらくして俺の家に着いた。
A「え、シルク1人暮しなの？」
俺は家の鍵を取り出し開けた。
シルク「おう。荷物はそこら辺に置いといて。」
A「お邪魔しマース。」
無視かよw
俺は廊下を突っ走り、荷物を置いた。
俺の実家と自分の家は近く、その間がちょうど大学という通うにはとってもいい所だった。
どうせならいつでも両親に会えるようにしたいと言うのもある。
なんだかんだ言って俺は心配性なのかもしれない。
シルク「適当にそこの机でも座って。」
A「はいはいーシルクはYouTube楽しい？」
急に何を言い出すのかと思えばYouTubeの事だった
確かに学校の中で知ってるのはこいつだけだ。
シルク「YouTubeは俺にとって思い出の動画を保存していく趣味なもんだ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暁★(プロフ) - 百合さん» ありがとうございます!!!!これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2020年3月24日 18時) (
レス) id: 4339c55bc6 (このIDを非表示/違反報告)
百合 - シルクさんのヤンデレありがとうございます!続き楽しみです！ (2020年3月24日 18時) (レス) id: 56c0088130 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：暁★ | 作成日時：2020年2月10日 21時
