地獄 ページ32
Aside
私は下を向き唇を噛んだ。
弟。
そうそれは。
ガチャと言う音ともに声が聞こえた。
いやだ
聞きたくない。
絶対に。
私は耳を塞ぐ。
シルク「………ﾀﾞﾈ……ｹﾞｼﾃﾀ？」
かすかに聞こえる声でも、私は聞きたくなかった。
いやだ、
見たくない。
私は耳から手を外し視界を起き上がらせる。
あぁ。
A「シ…………ル……ク？」
その名前をもう二度と言わないはずだったのに。
言ってしまった。
呼吸が荒くなり、軽く酸欠になる。
シルク「待ってたんだよな？A俺のためにありがとうな。」
感謝なんていらない。
シルクは机を思いっきり叩く。
すると私の頬を触るように手を差し伸べる。
私は何もすることが出来ずされるがままだった。
シルク「もう逃げんなよ？俺のA。」
思い脅しが私の体を押さえつけた。
次逃げたら何されるか分からない。
もう嫌だ早くここから出たい。
シルク「やっと会えた。待ちくたびれた俺のA。今までメンバーに助けを求めたんだってな？お前のことを守るのは俺だけでいいんだよ」
この人には嘘だって
なんでもお見通しなんだ。
何も抵抗ができない。
なんて、無様な姿なんだろうか。
自分でも恥ずかしい。
A「嫌だ…………シルク……やめて。」
シルク「俺はお前のためにやってるんだぞ？感謝しろよなA」
目付きが変わったように私の目を見る。
A「そんなシ……ルク……好きじゃない…。」
すると咄嗟に私の首を掴んできた。
息が苦しくなる。
シルク「嫌い？何言ってるんだお前は俺のことが好きなんだろ？だったら黙って俺に従ってろよ？」
苦しい……
嫌だこのまま。死ぬなんて……
誰かっ
シルク「Aは俺のものなんだよ。」
うぁ
A「シル……クなんで……こんなことに」
そのまま、目を閉じた。
シルク「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハあぁ大好きだよお前のこと。AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA。お前は俺しかいない！」
〜fin?〜
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暁★(プロフ) - 百合さん» ありがとうございます!!!!これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2020年3月24日 18時) (
レス) id: 4339c55bc6 (このIDを非表示/違反報告)
百合 - シルクさんのヤンデレありがとうございます!続き楽しみです！ (2020年3月24日 18時) (レス) id: 56c0088130 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁★ | 作成日時：2020年2月10日 21時
