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「最近はやけに忙しい…今日もオールだろうしもうこのままお昼ご飯をどこかで買＿＿＿」
すぐそこのヨコハマの海に爆音と共に大きな水飛沫がある…えっなんで？
ふわふわと三つ落下傘の影のようなものが夕焼けを後ろに落ちていっている。これは、十中八九芥川くんたちだろう。
そう考えると鯨と共に沈んでいった飛行機は…鏡花ちゃんかな？怪我してないといいけど…
とりあえず近くのパン屋でパンでも買うか。
で、一応芥川くんへの差し入れとしてお茶パンなるものを買ってみた。こういうのも好きなのかな。
「ん？こんなところに白目を剥いた芥川くんが〜」
「ってうわ。泣きながら寝てる。一体何が？ってかボロボロだ。怪我抉らないようにしないと。」
恐る恐る芥川くんをおんぶしてポートマフィアへ帰る…って芥川くん軽っ。ちゃんとご飯食べてるのかなぁ？
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「全然家に帰れないっ。山のように仕事が残ってるっ」
そう前まではホワイトだったポートマフィアも、ギルドの後始末におわれて書類提出やらなんやらで終わらない。
お隣さん大丈夫かな。最後に見た時は坂口さん相当やつれて……
電話がかってきた。会社用のではなくプライベート用のだ。この電話番号は、太宰さんとかが知っているけれど…
「はい。すずた…」
『おいA！！帰ってくるのが遅すぎだ！ケェキの約束は如何なった！？』
一雄だ。完全に忘れてた…とも言えずに、今から一旦帰る旨を伝える。
『ならいいけんど…今すぐだ！今すぐだぞ！！』
「わかったわかった。じゃあ後でね」
仕方ないので書類は家へと持って帰って明日にでもするとしよう。
やっとのことで家の扉を開け、居間に入ると…
ケェキのクリームを口につけた一雄が椅子に座っていた。
何故家にいる！？
「おっ！やっと帰ったか。おかえり〜」
「何故お前はこうも平然と私の家でくつろいでいるんだ！？というか如何やって入った？！」
「大家さんに入れてもらった。恋人だっつったら『お若いねぇ』って。」
椅子を引き、座るように促してくる。
「て言うか、おまんが悪いんずら？約束反故にして家に帰らんのが悪い。」
「ケーキと一緒に映画でも観んか？」
「まあいいけど。映画は私が選ぶ。幽霊出てくるやつね。」
「はっ、はぁ！？なんでほんなの俺がみなきゃいけんのじゃん！」
「これは強制だから。せいぜい後悔するんだな！」
今日の夜は長くなりそうだ。
ラッキーアイテム
春野綺羅子のスクエア眼鏡
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シリコン寿司(プロフ) - コメントありがとうございます！このコメントを励みに頑張ります (5月19日 1時) (
レス) id: 5aaa516a20 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃尾多希(プロフ) - ギルド編お疲れ様です！とっても面白かったです！続き楽しみにしてますね！ (5月18日 22時) (レス) @page11 id: 3e211502f2 (このIDを非表示/違反報告)
シリコン寿司(プロフ) - 外し忘れてました！すみません！報告ありがとうございます！！！ (2023年3月26日 20時) (レス) id: 5aaa516a20 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ立ってますよ！ (2023年3月26日 18時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シリコン寿司 | 作成日時：2023年3月23日 2時
