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☆8☆ ページ8

見つめ合ったまま時が止まったような錯覚に陥る2人

(人1)「…」

海「…(ニコッ ありがとう。」



ギュッ



みんなと同じように握手をする

(人1)(ん?)

手を握った瞬間手の中にほんの少し違和感を覚える

海斗はその後も握手をしながら(人1)から離れていった

サ《(人1)良かったじゃん!すごいよ!私も握手してもらっちゃった!》

(人1)“うん!(ニコッ”

今度は心からの笑顔

サヤに笑ってから手を開く

そこには2つに折られた紙切れ

(人1)(なんだろ…?)

不思議に思いながらも財布にしまった

コンサートが終わってサヤと別れて家に帰る

〜(人1)の部屋〜



ボフッ



(人1)「…」

自室のベッドにダイブする



ブーッ…ブーッ…ブーッ…



胸ポケットで震えるケータイ

音だと気づかないためいつもバイブにして密着させて持ち歩いている

LINEを開く



(人1)、今日はありがと!
すっごい楽しかった♡



サヤからのメッセージ

(人1)「…笑」



私も楽しかったよ!
また行こうね^^



すぐに返信する

(人1)(…あ、そうだ…)

バッグの中から先ほどの紙を取り出す



ペラッ



開いて見てみると



初めまして
俺のこと知ってるかな?

宮近 海斗(みやちか かいと)っていいます

どうしてもあなたのことが気になりました

もし良かったら連絡下さい



その下にLINEのIDらしきものが書かれていた

(人1)(ミヤチカってこう書くんだ…)

なんて呑気なことを考えながらLINEでID検索をして海斗のアカウントを見つける

しかし「追加」が押せないでいる

何に躊躇っているのかは分からない

けれど…









指が動かなかった

(人1)(…どうしよう…)



ガチャ



(人1)「!」



ポチッ



突然開いたドアに誤って「追加」ボタンを押してしまう

(人1)(あ!)

(人1)「…」

仕方ないと思って見た先には母親

(人1) 母《ごめん、何かまずかった?》

母親は手話が完璧

せめてもの償いなのだろうか

(人1)“ううん、大丈夫。(ニコッ”

疲れたような笑みを浮かべる

(人1) 母《そう?ご飯は?食べてきた?》

(人1)“まだだよ”

(人1) 母《じゃあできてるから着替えたらおりてらっしゃい^^》

(人1)“うん、ありがと。(ニコッ”



バタン



出ていく母親

(人1)「…」

追加された海斗のアカウント画面を見る

(人1)(…よし。)

腹をくくって文字をうち始める

何故か…









知らない世界に飛び込んでみたくなった

(人1)には何かが感じられたのかもしれない

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設定タグ:ジャニーズJr. , 宮近海斗 , 阿部顕嵐   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆゅ太。 | 作成日時:2015年10月7日 23時

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