☆7☆ ページ7
サ《まだ始まるまであるけどどうする?》
(人1)(あー…)
(人1)“じゃあどっかでお茶でもしない?”
サ《良いね!そうしよ!》
すぐに決まって移動した
〜in 海斗&顕嵐〜
〜控え室〜
他のJr.達が周りにいる中、海斗は初めて会った日からあの少し悲しい目をした少女のことが忘れられないでいた
海「…」
阿「宮近ー」
海「…んー?」
阿「なんだよー、その気のない返事ー」
海「…なんかボーッとする」
阿「まじ?風邪?」
海「では、ないと思う」
阿「…気になんの?」
海「え?」
阿「そのー…ぶつかった子?」
海「…うん…」
阿「今日いるかもね」
海「そんな訳ないじゃんw第一、俺のこと知らなきゃ意味ないんだから」
阿「…いや、案外こっち側の人間かもね。」
引っかかる言い方をしてその場を後にする顕嵐
海「…?変なの…。…ぁ。」
顕嵐の後ろ姿を見送って何かを紙に書き始めた
〜会場〜
ザワザワ
たくさんの人で埋め尽くされたシアター内
(人1)とサヤもその中の1人だった
(人1)“早く始まってほしいけど早く始まってほしくないw”
サ《何それー笑 どっちなの?笑》
(人1)“この感情は初めてだなー笑”
サ《まぁ、分かんなくもないけどね?笑》
話しながらもテンションが高くなっていく
フッ…
み『キャー!♡』
ライトが消えて歓声が上がる
(人1)“始まるの?”
サ《うん!》
〜♪〜♪〜♪
音楽が流れて次々とJr.が登場する
み『キャー!♡』
どんどんヒートアップしていく
サ《(人1)!宮近くんいたよ!》
少し暗い中、手話で会話する
(人1)(え!?)
必死に海斗の姿を探す
(人1)(…あ…)
見つけたのは笑顔でファンに手を振る海斗
サ《良かったね!》
(人1)“うん。(ニコッ”
返したものの本当は若干上の空
(人1)の目は海斗に釘付けになっていた
海「ありがとう!^^…!」
(人1)「!」
パチッ
目が合う2人
海「(ニコッ みんなありがとう!」
気づかなかったようにファンに構いながらさりげなく(人1)に近づいていく
(人1)(…無視…されちゃったかな…)
覚えてるはずがない、と思っていてもやっぱり悲しかった
(人1)(そうだよね…ぶつかっただけだもん…)
隣のサヤとは裏腹、気持ちが沈んでいく
海斗は笑顔で(人1)の近くの子から握手をしていく
(人1)(…あれ?)
よく見るとどんどんこちらに来る様子
そしてとうとう海斗は(人1)の目の前
(人1)・海「「…」」
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作者名:ゆゅ太。 | 作成日時:2015年10月7日 23時