☆30☆ ページ30
サ「「潔い」って言って下さいー笑」
阿「はいはい。笑」
ツンツン
海「ん？」(小声)
海斗の袖を引っ張ってメモを見せる(人1)
サヤと顕嵐くん、イイ感じだよね？
海「ふふっ、うん。笑 そうだね。(ﾆｺｯ」(小声)
(人1)「(ﾆｺｯ」
可愛らしい笑顔で笑う
〜玄関前〜
〜♪〜♪〜♪
サ「ん？あ、私だ。ごめんね、ちょっと。」
電話に出るため再び家の中へ戻るサヤ
(人1)「？」
海「あ、サヤちゃん電話だって」
急に戻ってしまったサヤを不思議そうに見る(人1)に優しく教える海斗
(人1)「^^」
「納得」といった表情
阿「あれ？宮近帰んないの？」
もう既に左に歩き始めている顕嵐
(人1)と海斗とは帰り道が逆である
海「俺はー…(人1)ちゃんの迎えが来るまで一緒に待ってる。」
阿「そっか。あ、じゃあお先な。」
海「おぅ、ばいばい^^」
また背を向けて歩き出す
(人1)「(ﾆｺﾆｺ」
やたら笑っている(人1)
海「どうしたの？笑 なんか嬉しそうだけどｗ」
(人1)「(ﾆｺｯ」
海斗くんと２人だなー、と思って
紙に書いて見せる
海「…何、急に…///」
本音だよ？
海「うん。…じゃあ俺も本音言って良い？」
(人1)「(ｺｸｯ」
海「…俺、(人1)のことが…
好きです。」
(人1)(…え…？)
なんて言ったの？
「好き」って言った。
返事を書く
(人1)「…」
文を見てから海斗を見る
海「「友達」とかカッコつけたこと言ったけど…やっぱり嫌だ。」
向き直って
海「俺を(人1)の彼氏にして下さい。」
(人1)「…」
嬉しいのに、なんだか素直に喜べなかった。
書こうとペンを持つが手が止まってしまう
何も書けない
海「あ、返事は今じゃなくて良いよ？むしろゆっくり考えて決めてもらった方がありがたい。」
俯き加減の(人1)の顔を覗き込んで言う
(人1)(海斗くん…)
ブーン…
キュッ
そのときすぐそばに車が止まる
(人1)“お母さん…”
(人1) 母《遅くなってごめんね、(人1)》
(人1) 母「こんにちは^^いつも(人1)がお世話になってます^^」
海「あ、いえいえ！こちらこそです！(ﾍﾟｺｯ」
(人1) 母「ふふっｗ」
(人1) 母《ほら、乗りなさい？》
優しく(人1)を促す
(人1)「(ｺｸｯ」
バタン
大人しく車に乗り込む
(人1) 母「またよろしくね、宮近くん^^」
海「はい！もちろんです！」
(人1)「(ﾆｺｯ」
後部座席で手を振りながら微笑む
海斗も振り返す
そのまま走り去る
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作者名：ゆゅ太。 | 作成日時：2015年10月7日 23時
