☆23☆ ページ23
海「…ふぅー…」
息を深く吐き出して
ピーンポーン…
インターホンを押す
ドタドタドタドタ…
小走りする音が聞こえた直後
ガチャ
(人1)「!(ニコッ」
海斗くん!
いらっしゃい!
ドアが開いて満面の笑みの(人1)
メモ帳に書いたメッセージを海斗に見せる
海「ふふっw招待ありがとう。(ニコッ」
(人1)「!(ニコッ(コクコク」
海斗が来たことが余程嬉しいのか、首を縦に何度も振る
生まれつき耳が聞こえないため、(人1)は口の動きを読み取るぐらいは普通にできる
海斗も気遣ってゆっくり話す
海「走ってきたの?笑」
(人1)「…苦笑」
待たせちゃいけないと思ってw
海「そっかw」
入って!
グイッ
海斗の手首を軽く引っ張って家に入れる
海「お邪魔します。(ニコッ」
(人1)「(ニコッ(コクッ!」
私の部屋
2階の1番奥だから先に行ってて
飲み物持ってくるね^^
オレンジ大丈夫?
海「ありがとう。(ニコッ 大丈夫だよ」
(人1)「(ニコッ」
じゃあ待ってて
そこで2人は別れ、(人1)はリビングへ
海斗は2階へ
〜in 海斗〜
ガチャ
海「失礼しまーす…」
恐る恐る「(人1)」とプレートがさがった部屋のドアを開ける
片付いた女の子らしい部屋が広がっている
海(めっちゃ綺麗…)
どうして良いか分からず佇んで室内を見渡す
トントン
海「?」
肩を叩かれて振り返る
(人1)〈な・に・し・て・る・の・?・笑〉
口パク
海「あ…苦笑 どこ座ったら良いかな?笑」
(人1)〈て・き・と・う・で・い・い・の・に・笑〉
ひらっと手で「座って」とでもいうように促す
海「うん。笑」
コトン
(人1)も座ってジュースを机に並べる
海「ありがとう^^」
一口飲む
(人1)「(ニコッ(フルフル」
飲みながら微笑んで小刻みに首を横に振る
(人1)「!♪」
何かをひらめいたように表情が変わる
そして何かをメモに書き始める
海斗くんってジャニーズなんだよね?
海「うんwそうだよ?」
周りの人のこと教えてほしいな
海「周り?顕嵐とか?」
(人1)「(コクッ(ニコッ」
海「良いよ^^」
ケータイを取り出して写真を開く
海「ま、知ってるよね?笑 阿部顕嵐。」
どんな人?
海「うーん…あ。」
さらさらと書く
ストイックなヤツ
(人1)〈…そ・れ・だ・け・?・笑〉
海「あとはー…笑」
天然
たまに鋭い
意外と俺のこと分かってる
(人1)(へー…!)
オッケー!
分かった!
次は?
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作者名:ゆゅ太。 | 作成日時:2015年10月7日 23時