☆14☆ ページ14
そっかぁ
バイトやってるんだ!
どの辺でやってるの?
渋谷らへんかな?
そんなに遠くないよ^^
嘘を守るためにまた嘘をつく
これができなくなるまであとどれくらいだろう
頑張ってね^^
じゃあ時間来たから行くわ
了解!
海斗くんも頑張って!!
ありがと^^
既読をつけて終了させる
しかしこの間会話が終わったときのようなワクワク感はなく、ただ自分に対しての劣等感だけが残った
こんなときに頼るのはいつも
サヤー…
サヤだった
LINEするとすぐに既読がつく
どうしたー?
宮近くんにね、「会いたい」って言われたの
えっ?
会うの?
ううん、適当に誤魔化しちゃった
言ってないの?
耳のこと
言えないよ
困らせるだけだもん
でもさ、このままずっと言わない訳にはいかないじゃん?
知り合っちゃった以上
そうなんだけどさ、やっぱ怖い
嫌われたくない
(人1)、「嫌われたくない」って感情ってさ
宮近くんへの気持ち、ただのファン、って訳じゃないんじゃない?
どういう意味?
本気で好きなんじゃないの?
いや、そんな訳ないよ!
宮近くんは友達だよ、住む世界が違うけど
そんならそれで良いけどさ
実はさ、私も顕嵐くんに「会おう」って言われて…
え、すごい!
嘘!
だから…今度会ってみることにした
さすがに明るいうちは会えないからかなり暗くなってからだけど…
それでも良いと思う!
頑張って!
ほんと応援する!
ありがと(笑)
(人1)もね
私?
なんでもなーいw
じゃね!今から出かけるんだ
あ、そうなんだ!
ごめんね、行ってらっしゃい!
はーい!
また既読を付けて終わる
ほんの少しだけ重かった心が楽になった気がした
〜in サヤ&顕嵐〜
約束の日
サ(ちょっと早く来すぎちゃったかな…笑)
時計を見ながら待ち合わせ場所で顕嵐を待つ
トントン
サ「?」
肩を叩かれて振り向く
そこには案の定顕嵐
サ「顕嵐くん^^」
あれからLINEをしていて(人1)と海斗同様、お互い名前で呼び合っていた
阿「ごめんね、サヤちゃん。待った?」
サ「ううん!私も今来たとこだから」
阿「男が遅刻するとかないよなぁ…苦笑」
サ「良いよ、その分カッコ良いし^^」
阿「サラッと言うよねwモテそうw」
サ「それ女の子に言っちゃダメなんだよー?笑」
阿「え?そうなの?」
サ「そうなの。笑 私には良いけどねー笑」
阿「ごめんwじゃ行こっか?」
サ「うん。(ニコッ」
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作者名:ゆゅ太。 | 作成日時:2015年10月7日 23時