放送室のカンナギさん其の四【地縛少年花子くん】

○⇨●？ ページ22

魚side(？)





《あれは……》






…









？「ふーんふんふ、ふーん♪」






？「らんらーららーん♪」






ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ！




？「つっちごもりぃー！」









ぽくぽくぽくぽくちーん








土「……土に還してこい」





？「えー、可愛いじゃん！」





土「お前はバカか？」





？「もうそれでいいからさー、この子…食べていい？」






土「やめろ」





？「なんでなんでなんでなんで！」





土「そんな得体のしれねぇもん食えるかよ、食うのはやめろ、お前も土に還るぞ」






？「でももう死んでるしぃ…」






土「ダメなもんはダメだ」






？「お母さんのケチ！」





土「お母さんじゃねえ」






？「ケチは肯定するんだ」





土「取り敢えずまたあった場所に返してきなさい」





？「お母さんじゃん」





土「違う」






？「むー…わかったけどさ、せめてこれが何なのか教えてよ」





土「人魚」




？「へ？」





土「人魚だよ、そいつは」






？「うっそぉーこんなよわっちぃのが？」





土「お前が強すぎるんだよ…」





？「えへへ、それほどでも」





土「褒めてねぇよ」




？「酷いｯ！」





土「死ね」




？「」






？「…人魚かぁ…人魚ねぇ…」







ﾍﾟﾘｯ





？「わ、きれーな鱗！」




？「もっととろ！」




土「おいやめろ動物愛護団体に訴えるぞ」






？「無理だろ」





土「そうだな」






土「取り敢えず返してこい、わかったか？＿＿＿












　 叶奈」








叶奈「ﾁｯ…しゃあねぇな」





土「舌打ちすんなよ」





…














《そうして貴様は人魚さまで遊んだ挙句鱗までとりおって…このぉぉぉ！》






『人魚……？あの時のデカブツか？』





『でも、僕知らないよ鱗とか』





《へ？》






『いやだって、なんか「貴様ｯ…貴様が零番か」みたいなことは言われたけどさー、多分向こうも初対面だったと思うよ？つかどうでも良い』









《な、なんと…じゃあ貴様が七番目ではないのか？》






『初めに零番っつったじゃん』






《なんと…完全なる人違い…》





『人違いかよクソが』←




《こんな奴がおひいさまといっしょにいるなんて…》←




『星(刺身)にすっぞ』←





寧「物騒」←






『ハリセンボンって食えるかな？』←








《やめて！》

お知らせ→←〇⇨●？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す