放送室のカンナギさん其の三【地縛少年花子くん】

○ ページ9

貴方side


かなちゃんにかぞくはいない



かなちゃんがちゅーがくいちねんせいのころにびょーきでなくなった




それから、たまにうちでいっしょにごはんをたべたりした



かなちゃんはおねーちゃんみたいだった





母「……」




『せんせいなんて？』




母「か、擦り傷程度だって…」



『そっ…か』



母「きっと大丈夫よ」





《大丈夫？》




《きっと？》




『ほんとうに？』




母「ｯ…」




『かなちゃん…しんでないよね』




母「……叶奈ちゃんは…









死んだのよ」





『……えｯ？』





母「擦り傷なのは…Aのことでｯ…叶奈ちゃんはｯ…」





母「手遅れだった…！」





『……』





しんだ






かなちゃんがしんだ





わたしのせいだ





わたしが…





わたしが…！





『うわあああああああああああああああ！』ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ






『ああああああ！うぁぁぁぁぁぁ！』ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ






私は泣き叫んだ





＿＿＿＿＿＿＿



作「はい、ということでAと叶奈の関係が明らかになりました！」




作「普くんと司くんはあと2話ぐらい後です」←遅い



作「後ですね！な、な、な、な、なんと！順位がつきましたぁ！」




作「ありがとうございます！」

○→←×

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す