放送室のカンナギさん【地縛少年花子くん】

第三の怪　「祓い屋の少年」 ページ22

貴方side




寧々と花子くんから質問攻めを受けなんとか逃げ出した僕は…






？「まってろ花子！俺はお前を祓う！」ﾜﾊﾊﾊﾊ









頭がちょっとやばい人が階段の手すりの上に立って叫んでるのを見てます(因みに今は人間です)






取り敢えず…





『…君、そんなところに登っちゃダメだよ？』







？「あ、すんませって…お前！怪異じゃねぇか！」ﾎﾞｿｯ






『いやいや！そういうの関係なしにそこに登っちゃダメだから！』






？「あ、そうだな」





ｽﾀｯ






少年はジャンプして降りた






？「俺の名前は源光だ！冥土の土産に覚えてやがれ！」







『みなもと…ミナモト…源…源輝…』






光「お前！兄ちゃんを知ってるのか⁉︎」






『あ…生徒会なので』





光「生徒会…じゃあ兄ちゃんが言ってた新しいおもちゃって…」









『多分僕です』(死んだ目)







おもちゃか…






光「なんかお前可哀想だな…」






『祓い屋に哀れだと思われた…』







光「あ、そうだお前花子って知ってるか？」







『僕の中で二人ほどいるけど…』






光「ふ、二人？」






『二代目と三代目…三代目は今の花子さんね』






光「三代目！今の方だ！」






『会わないほうがいいと思うケド…』






光「なんでだ！」





『君の実力じゃまだまだ遠い』






光「んだと！お前を今すぐ祓ってやってもいいんだぞ！」






『祓えるなら祓えば良いさ…』







光「だったら…『ただし』」









『学園七不思議が零番目…「放送室のカンナギさん」に勝てるかな？』





光「放送室だろうが、カンナギさんだろうがやってやらぁ！」






『あ、あと一つ』







光「なんだ！」







『君が負けたら…君は僕のモノ』







光「…よくわかんねぇが、勝てば良いんだろ！」







『なんというか…君馬鹿だね』






光「はぁ⁉︎」







『いやさ…純粋すぎて逆に馬鹿…』






光「んだよ！なんか悪いか！」






『いや悪くないです悪くないです』









光「っし！じゃあ早速…」






『の前に』






光「だからなんだよ！」







『ここ(階段前)でやるの？』







光「……屋上行くぞ！」






『はいはい』









屋上








光「じゃあやるぞ！」





『そだね…《止まれ》』





光「」ﾋﾟﾀｯ



光くんに近づく



そして…



『でこぴーん⭐︎』







ﾊﾞﾁｯ

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