放送室のカンナギさん【地縛少年花子くん】

◇ ページ14

寧々side



寧「ふんっ！」




花子さんがえろいといったこけしを投げる





花「あれー」




？何これ？




「封」と書かれた包みを持ち、中には綺麗な鱗





寧「綺麗…花子さんこれ何？」





花「？それは縁結びの…」




縁結び…って！




花「ダメヤシロ返して！」




ﾑｸﾞｯ





私は鱗？を口の中に入れた





花「あーーーーーー！」





寧「んふふーふふ！」(説明して！)




花「わ、分かった…それは人魚の鱗、縁結びとも言われているけど飲むと恐ろしい呪いが「ｺﾞｸｯ」ヤシローーーーーーー！」




私は鱗を飲んだ




花「俺っ、呪われるって」ｵﾛｵﾛ






寧「いい」






花「え？」





寧「源先輩と両思いになれるなら呪われたっていい！何よ！道具持ってんじゃない！花子さんの…」









寧「嘘つき！」






花「ｯ…」





寧「…ｯ‼︎…」






ﾀﾞｯ






私は源先輩を探すため、トイレを出ていった







貴方side





源先輩どこだよ…






放課後聞くとか言いながらいねぇじゃん…





ﾋｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ






『？上から何か音……が』





何と言う事でしょう







空からこけしが降ってきましたぁぁぁぁぁぁぁぁ！






すごいですねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！(絶望)





『あ、待ってこれぶつか』ｺﾞﾁﾝｯ




僕とこけしのおでこ同士がごっつんこ⭐︎





『きゅう…』







こけし…硬い(遺言)







源side




源「あれ？」





そこには床に倒れた叶義と……こけし？






源「おーい、大丈夫ー？」





『きゅうぅ…』





あぁ、ダメだ目が逝ってる





源「うーん、僕呼び出しがあるんだけど…持ってくか」






寧々side




…八尋寧々です。





今とても困惑してます。






叶義くんが源先輩にお姫様抱っこされてるからです。






ﾓﾌﾞ「源くん…その子どうしたの？」





源「あぁ、どうやら頭を打ったみたいでね、気絶してたんだ」





ﾓﾌﾞ「そ、そうなの？」




源「何故かこけしもあってねー、何でだろ？」





ｷﾞｸｯ






叶義くん…ごめん








それ、私が投げました








ﾓﾌﾞ「そ、それでね…私！源くんが…前から好きです！」





NO！NOです先輩！




源「あー…ごめん、僕好きな子いるんだよね」





…先輩好きな人いるんだ…





でも、これがあれば関係ないし





ﾋﾟｷｯ





ﾊﾟｷｯ

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