放送室のカンナギさん【地縛少年花子くん】

◇ ページ11

貴方side




花「「放送室のカンナギさん」って知ってる？」







…







何でそんな事聞くの⁉︎ねぇ！そう言うところがほんと嫌いなんだけどさぁ！(？)






とりあえず誤魔化しとこ







『……さぁ？知らないな』





僕は逃げるように女子トイレを後にした









ｺﾂｺﾂｺﾂ






後ろから足音がする






『……』ｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂ





僕も歩く速度を早める





…ｼｰﾝ






『足音がしなくなった…？』ｸﾙｯ



僕が振り向くと



？「なにしてんだこんなとこで」








人がいた







『あ、どもー』







？「どもーじゃねェ」ｶﾞｼｯ






『う”っ』





手で服の襟を掴まれる。






？「叶義、何でお前がここにいるんだ」






『先生もまだここにいたんですか？てっきりもうやめてるかと』





？「まｧな…久しぶりに話すか？」






『ねぇセンセ、飴作ってよ』





？「べっこう飴ならいいぞ」






『わぁい』









さぁ！みんなは誰か分かったかな⭐︎(唐突)





正解は後の物語でするね！




in？？？




『センセー最近どー？』ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ







？「俺はいつも通りだ、叶義は？」






『うーんとね…結構色々な学校周ったけど…相変わらずかな…でもでも！八尋寧々さんとかめっちゃいい子！まだ信用は出来ないけど…』






？「八尋寧々…か、今日七番サマんとこ行った娘だな」





『やっぱ七番アイツなんだ…嘘ついてると思ってた』





？「あぁ…_______もいい奴だったがな」






『え？もしかしてこれもう会えない系？』





？「恐らく」





『じゃあ僕誰の助手？』





？「それは…なぁ？」






『質問を質問で返すな』






？「柚木はどうだ？」






『話を切り替えるな』





？「お前ツッコんでばっかだなw」






『お前のせいだろうが…まぁ、普はいっそううざくなった』





？「お前確か一年の頃から「好き」って言われてたんだっけ？」





『それが恋愛的だと今日知った』





？「逆に気づかなかったのかよ！」





『あれが告白とか思ってなかった』





『てか僕好きな人いるし』





？「ほぉ…誰だよ、教えろ」






『やだよばか』





？「誰が馬鹿だよ」





『お前だよ馬鹿』





？「もう飴作らんからな」







『ごめんなさいそれだけはやめてくださいお願いします』





？「お前飴好きすぎだろ」







『美味しいじゃん』




？「はぁ…」

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